2014年03月26日

「バディ・コンプレックス ♯12 ふたりの絆」


旧型のカップリング機に乗ったことで、検査を受ける青葉とディオ。
幸い、二人の脳波に異常は見られなかった。
しかし、ディオのエンファティア波系は更に崩れていた。
エンファティアレベルは+15%に上がっていた。
カップリングを出来ないようにしたのに、それさえ打ち破って二人は繋がった。最早二人の絆はエルヴィラさんの想定をも越えてしまっている様子。
検査室を出る青葉をディオが待ち構えていて、本当に過去から来たのかと今更尋ねるのだった。


アラスカの軍人墓地ではリャザン少佐たちの葬儀が行われていた。
その後、ビゾンがヒナに差し迫った調子で青葉のことを尋ねる。
どういう関係なのか、どうしてあの時かばったのか。やっぱりあの島でも会っていたんだろう。
ヒナは頷くが、裏切ってなんかいないと言う。
自分がリャザン少佐の本当の子じゃなかったことも告白する。
青葉に過去から来た人間だと知らされたことも。
幼い時の記憶がないのも過去から来たショックのせいかも知れないと。
ビゾンは馬鹿馬鹿しい、そんなのおまえを惑わせるための出任せに決まっていると強くヒナの両肩を握る。
ヒナは青葉から渡されたピン留めを指し示すが、ふざけるなとビゾンに叩き落とされてしまう。
連合のパイロットと一緒にいた事実は変えられない、それを報告すればさすがのアルフリード中佐も許しては置かないだろう。おまえを許してやれるのは俺だけなんだ。余計な事を考えず、大人しく俺の言う通りにして大人しくしていろ。いいな、わかったな。
といきなり亭主関白モードのビゾンは、無理矢理ヒナの唇に自身のそれを重ねる。
ヒナにはやめて、と拒絶されてしまった。
悔しそうにその場を後にするビゾン。
ヒナは飛ばされたピン留めを探し当てて、見つめ、何事かを考えるのだった。

カップリング機の適正はヒナを除いて全員がアウト。
実験の結果、ハーンがヒナにカップリング機に乗るように命じる。
父親の仇が討ちたいだろう、従来のカップリング機を遙かに凌駕する性能を持つ、ハーンのヴァリアンサーならそれが可能だと。
考える時間を下さいというヒナに、ハーンは実験後の乱れた脳波を正常な形に戻す促進剤といってとある注射をうつ。

スカイナイトとデカップリングされる直前、頭に流れてきたイメージの数々、あれは青葉の記憶としか考えられないというディオ。
そんなことがあり得るの? と副官。
初期型のカップリング機はカップラー同士の結びつきが強いから、思考だけじゃなく、意識や記憶まで共有してしまうこともあるの、とエルヴィラさん。
青葉が見たのもディオの記憶だろうと。
初期型はその精神的な結びつきの強さ故に、現行機より強力なカップリング効果を生む。
それっていいことじゃないの? と艦長。
コントロール出来れば、の話。精神的な結びつきを強めるということは、彼我の境界が曖昧になるということに他ならない。そんな状態でカップリングを継続すれば、やがて自我を保つことが困難となり、精神に大きな負担をかけてしまう。その場合、最悪は死に至る。
今回は二人のエンファティアレベルが高かったから、記憶の共有程度ですんだのだ。
ディオが見た青葉の記憶とはどんなものだったか? と艦長が問う。
信じがたいことだが、青葉がルクシオンに搭乗した際に話していた通りの情景を見せられた。青葉が過去から来たというのは本当かも知れない、とディオは答える。
周囲の人間はそれでも信じられない様子。
青葉は青葉だとまゆか。
どうして敵パイロットが青葉を助けるのか、と訝しむ副官。
ディオだけが全ての鍵を握っているのは弓原雛に間違いないと。

本日1300をもってヒナ・リャザン少尉は行政局第五局に転属となったと、アルフリードに報告するハーン。
何かの間違いではないか、リャザン少尉は休暇願を出しているとアルフリード。
それこそ何かの間違いでしょう。彼女は自らカップラーとなることを志願したのです。今後、中佐はもちろん、軍部が彼女の行動にに干渉する権限はありません。とハーン。

ヒナの元を訪れ、何を考えているんだと彼女の腕を掴むビゾンだったが、ヒナはうわごとのように私はお父様の仇を討ちますと言うのだった。
振り返ったヒナは無表情であり、無機質な人形のような顔をしていた。
カップリングのコックピットに乗り込むヒナ。
そこへハーンがやって来る。
本来カップラーというのは、長い時間をかけてシステムとバディに同調していく必要がある。彼女の場合幸いなことにシステムとの同調はほぼ完璧なんだが、バディがいなくてね。
そういうハーンにそれなら話は簡単だ、俺がバディになってやる! と強気なビゾンだったが、残念ながらビゾンのエンファティア波系はシステムとも彼女とも相性が悪いと言われてしまう。
とはいえ他に適当な人材がいるわけでもなし、やってみるかい? 短時間での同調は少々キツいがね。
構うものか! それでヒナの力になれるなら、俺は地獄の業火にだって焼かれてやる!
と、ハーンに対して大きく出るビゾン。
特殊な機材を用い、苦痛に耐えながらエンファティア波系を同調させる試みを行うビゾン。
すべてはヒナのために。

連合軍艦隊とともに、ゾギリア軍の拠点攻略に向かうシグナス。
ルクシオンとブラディオンを奪われた今、作戦を急ぐ必要があった。
向こうがカップラーを養成してしまったら、カップリング機と戦争をする羽目になる、叩くなら早いに越したことはないと艦長。
これまでカップリング機の能力を認めたがらなかった上層部が、敵の手に渡った途端、こうも恐れおののくというのは、複雑ですね、とエルヴィラさん。
グリーン准将より通信。新型カップリング機を乗せた輸送機は既に本土を発った。予定通りのポイントで合流出来る。
問題はその合流ポイント。戦場のど真ん中だった。いささか無茶が過ぎるかと、と苦言を申し出る艦長。
グリーン准将は優秀なカップラーだと聞いている。期待しているよ、と言って通信を終わらせてしまう。
なんなのよ、今の。調子良すぎじゃない? とぼやくアネッサ。
貴重なカップラーを遊ばせてはおけないってか…と艦長。
ていうか、何処に向かってるんですか、と青葉が疑問を口にする。
アラスカだよ、と艦長。
そしてモニターにある兵器の映像を映し出して説明する。
全長420メートルに及ぶゴーゴンと呼ばれる巨大ネクター砲。
ゾギリアが秘密裏に建造してたのだが、さすがにこの大きさでは隠し通せるものじゃない。ただ、完成まではまだしばらくかかると思っていたんだが、今朝になってこの大砲にエネルギーが充填され始めた。
完成されたということだ。
想定される威力は50メガトン。都市が丸ごと一つ消し飛ぶ計算だ。
我々はこれよりゾギリア軍アラスカ基地にあるゴーゴンを叩く。

キャットウォークで会話する青葉とディオ。
フィオナが青葉によろしく伝えてくれと言っていた。
大規模な作戦が行われると父経由で聞いたそうだ。連合の機密情報の管理もいい加減なものだ、と呆れかえるディオだった。
親父さんとうまくやってかなーと言う青葉の横顔を見ながら、覚悟はできたようだなとディオ。
向き直って、シグナスは俺が守ると青葉。
もしヒナが出てきたらどうする、との問いに、戦えないだろうなと青葉。
あの時、あの時無理矢理にでもヒナを引き寄せていれば…
そうすれば救ってやれたというのか。
そんな大げさなことじゃないよ。ただ、一人で苦しんでいたから。ほっとけなくてさ。
おまえのしようとした行為がどれだけ危険なことかわかっているのか。
ああ、わかっているさ。それでも俺は…
ディオはため息を吐き、まぁ、おまえの思うようにやってみろと言う。
どうせおまえのことだ、言っても聞かないだろう。ただし、おまえがヒナを大切に思っているように、俺にも守らなければならないものがある。それが危険にさらされるようであれば、俺はヒナよりそちらをとるからな。
ああ、わかった。ありがとな、ディオ。
おまえの馬鹿がうつったみたいだな。
二人の会話を立ち聞きしていたまゆかは、いつの間にかいなくなっていた。

連合が千歳奪還に向かうと思われていたゾギリアでは、攻め込んできた連合の艦隊に恐れおののいていた。
ここにはろくな戦力が残っていないと。
そこでマルガレタ特務武官がとある作戦を上申する。
アルフリードに言われた通り作戦案を受け入れさせたのだった。
この圧倒的不利な防衛戦に勝利すれば、作戦を上申した功績によって、特務武官殿も行政局内での発言力を取り戻せるでしょう、とアルフリード。
私はあくまで自分の戦いを優位に進める為に、貴方を利用したまでですから。
去って行くアルフリード。歯がみする特務武官。

特殊なヘルメットを装着したビゾンがヒナを呼び止める。
驚いたか、無理もない。これもおまえのバディに相応しくあるためだ。
私はお父様の仇を討ちます、と同じ事を繰り返すヒナ。
リャザン少佐の無念、二人で晴らそうとビゾン。
ビゾンは、スラーバゾギリアと答えるヒナを抱きしめる。
一緒に渡瀬青葉を殺すんだ。
はい…

ゾギリア軍も次々発艦していく中、超長距離戦略重要要塞砲ガラプーシカが姿を現す。
シグナスのブリッジも慌ただしくなる。
敵基地内に高エネルギー反応。ゴーゴン内のエネルギーが急速に高まっていた。
連合の支配地域に到達するほどのエネルギーを充填するには半日はかかると思われていたが…
ゴーゴンが動き始める。
斜線軸上にあるのは、この艦隊。
そんな馬鹿な! あの大砲との間には、山があるとの報告。
しかし発射されたガラプーシカは、山を削りながら、艦隊へと襲い来る。
シグナスは回避したが、全体の51%がやられてしまう。
敵残存兵力掃討の為、出撃するゾギリア軍のヴァリアンサー隊。
シグナスには旗艦より作戦継続命令。前衛艦は直ちに所定の作戦行動に移れとのこと。

出撃したアルフリードの部隊は次々連合のヴァリアンサーをなぎ払っていく。
突出しすぎの二機を見つけ、包囲されるぞと忠告するが、それはビゾンとヒナの機体だった。
ビゾンからアルフリードへ通信。
ビゾンの姿に驚きながらも、ビゾンの報告を聞くアルフリード。
報告が遅れましたが、俺もヒナ同様、行政局へ転属になりました。なので、ここは好きにやらせてもらいますよ。
ヒナの機体は連合のヴァリアンサーを恐るべき機動力で屠っていく。

新型を乗せた輸送艦は斜線からは外れていたはずだが、混乱して機影は確認出来ていない。確認でき次第連絡する。それまで待機を副官から命じられる青葉とディオだった。

次回予告がある?!
ブルーレイ各二話収録の全六巻で全12話じゃないの?
TSUTAYAの嘘情報かよ。
このまま二期に突入するのか、分割なのか、どっちなんだろう。


posted by 松風久遠 at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | バディ・コンプレックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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