2014年03月06日

「ノラガミ ♯9 名前」


夜トを助けるために大黒たちの元へ訪れたひより。
しかし、大黒に境界を引かれてしまい…


ひよりだけは境界の内側に入れてもらい、夜トから移ったヤスミを、庭のわき水で清め流すことになる。
夜トはこの水では手遅れらしい。
雪音が罰を受けなければいけない。禊だ。禊というのはヤスミを祓う儀式。それには三人神器が必要で、大黒と他にあと二人。
苦しむ夜トを見た大黒は、あれは明日の朝まで持たないと見当をつける。
雪音にはそこを一歩でも動いたら殺す、と言う大黒は車に乗って神器探しに出るのだった。
庭のわき水のシャワーを浴びたひよりの身体から、ヤスミが消えて行く。

大黒はまず天神のところへ頭を下げに行く。
神器たちがひそひそ話をする。禊って下手するとあやかしに食われちゃうんでしょ。
思い禊に力を貸した子は帰って来なかった。
前の持ち主のよしみで、真喩が名乗り出る。
それからも大黒はあちこちの社を回って頭を下げるのだが、色よい返事はもらえず。
神器が一人足りないという電話の会話を聞いていたひよりは、毘沙門の社を訪れる。
社の前で兆麻の名を呼ぶひより。
兆麻は神器たちと会議中。
知らせに来た女の子に、そんな礼儀知らずは捨て置けと言い渡すのだった。

あと一人を見つけられずに家に戻った大黒を責める小福。
その時、雪音がその場から動こうとして、やって来た兆麻の肩にぶつかる。
夜トは毘沙門の仇だが、兆麻にとっては借りがある相手。それに、ひよりが呼びに来たから来たという。
夜トのヤスミは全身に広がっていた。
雪音の名を取って破門しろ、こんな重篤じゃ持たないと兆麻は言うのだが、夜トは首を横に振る。
雪音を責める兆麻。逃げようとしたのは後ろめたいことがあるからじゃないのか。
大黒に上を脱げ、と言われてその通りにした雪音の背中にはあやかしが巣くっていた。ヤスミも広がっている。
禊の儀式が始まり、雪音は三角形の光の檻に閉じ込められるのだった。
苦しみ始める雪音。夜トにもそれは伝わる。
禊とは、身をそぐこと。これは神器が境界線を使って行うリンチよ。
神器の罪は元人間である神器たちにしか裁けない。そして禊は始めたが最後、途中で止める訳にはいかない。
神器が自分の罪の全てを洗いざらいはき出し、懺悔しない限り。
罪を認めようとしない雪音の背中から羽根が生え、あやかし化が進む。
吐血する夜ト。
苦しむ二人を見ていられないひよりは、やめて、こんなのひどすぎると抗議するが…
「そうだよ、取ったよ、奪ったよ、壊したよ。だから何だよ。あんたらだって分かるだろう。死んでんだからさ。だって、だってあいつら、全部持ってる。未来も、思い出も、家族も友達も。あいつらには全部あるのに。何で俺にはねぇんだよ。何で俺にはなんもねぇんだよ!」
雪音は叫ぶ。
何もない、白い空間で一人思う。そうだ。気づいたら一人だった。俺には何もない。何も。
「全部奪って何が悪い。全部壊して何が悪い。みんな俺みたいに死ねばいいんだ」

雪音は夕暮れの公園のブランコに乗ってこいでいる。

禊が上手くいかず、真喩たちにも限界が。
印にまでヤスミが浸食され始め、あれが飲み込まれたらもう!

名前、あいつの名前呼んでやんねぇと…名前が消える…朦朧とした意識の中で、雪音の苦しむ姿を見ていた夜ト。

ブランコを下り、歩いて行く雪音。向かっているのは彼岸か?

あっちに行ってしまう。名前、名前を…!
白装束に変わった雪音の服装。
雪音の名をひよりが呼ぶ。
「雪音くん、そっちに行っちゃだめ。あやかしになんかならないで!」
境界に近づきすぎて、はね飛ばされるひより。
でも、また立ち上がって、「雪音くんには夜トがいるじゃない。雪音くんだって聞こえていたはずよ。あの言葉、まるでお父さんだった」
立ち止まる雪音。
「夜トは夜トは、雪音くんに裏切られて差されても、ずっと耐えていたのよ。そんな人をまだ裏切るなら、もう、友達じゃないからね!」
トモダチ…この言葉に反応する雪音。
「雪音ー! 確かににおまえはもう此岸の人間とは対等に関わることは出来ない。だが雪音、おまえには人の名を授けた。だから、人として生きろ、生きるんだ雪音!」
振り返る雪音。
その時、雪音の印が光を放ち、当たりを照らした。
「ご、ごめんなさい。ごめん、ごめんなさい。俺が夜トを差しました。金も盗ったし、ひよりを触ろうとした。スケボーを盗んだし、ガラスも割りました。嘘もたくさんつきました。もうしません。ほんとに、ほんとにごめんなさい。ごめんなさいー!」
泣きながら懺悔する雪音だった。
背中の羽根も消えて行く。
当たりは夜明けを迎え、朝の光に包まれようとしていた。

朝。雪音の禊も無事すんで、夜トも回復した。
これだから仕置きは嫌なんだ、と疲れ切ったような様子の大黒。
真喩と兆麻も同じく。
この馬鹿のためにすまないな、礼を言う、と夜ト。
雪音は鼻水垂らしてまだ泣いている。
ひよりにもこんなに迷惑かけるとは思わなかった、と雪音の頭を掴んで下げさせる。
もし、ここに連れてきてもらえなかったら、あのまま死んでいたかも知れない。
もし、連れてきた神器が野良だったら、苦痛に耐えかねて野良で雪音を斬っていたかも知れない。
もし、雪音を呼び止めてくれなかったら、もし、ひよりがいなかったら…こいつは、俺たちを救ってくれた。
涙を浮かべたひよりが、雪音と夜トを一緒に抱きしめるのだった。
良かった、二人とも無事だったと泣く。
鼻水だらだらでごめんを繰り返す雪音だが、本心は…
「ありがとう」


posted by 松風久遠 at 16:54| Comment(1) | TrackBack(0) | ノラガミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コピーブランドロレックスClairDeRose腕時計、月光のバラの腕時計は夢まぼろしの世界と人を魅惑する月光の夜空が現れるの中から霊感をくみ取って、小さい秒針をサイドオープンのコピーブランドロレックスがバラを表して表すを造型の中央にして、アーチ形から殻、腕時計のアウトラインを表して円まで(に)青のクリスタルガラスを押しのけて、皆腕時計の真ん丸くてやさしいしなやかで美しい曲線が現れます。
Posted by コピーブランド at 2014年03月07日 15:21
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