2014年02月05日

「バディ・コンプレックス ♯5 傷跡」


ゾギリア軍は何か大きな作戦が進行している模様。
青葉はキャットウォークでメカニックと話をしているディオを見つめていた。
昨日のあれ、なんだったんだろう…
まさかあのまま放置されているとは思わなかった。
あれの続きはないのか。妹への思いやりは? 父との確執は?
ディオというキャラクターを掘り下げる絶好の機会なのに、なぜそれをしないのか。
全12話で、どこまで話を作れるのか心配になってきた。

そこへ渡瀬青葉二等兵、と声がかかる。
あれ? 少尉じゃなくて二等兵に格下げ?
青葉の新兵訓練をすることになったという、荻坂三郎太とアシスタントの奈須まゆか。

4日の23時に拍手して下さった方、ありがとうございますー。


報告書の山を前に辟易とする倉光大佐。
超法規的処置でもどうにもならない。
最重要機密を扱ってる訳だし、と食い下がる艦長。
だからこそこういった手続きが必要なのでは? とレーネ副官。
ぐうの音も出ない艦長。
艦の修理は間もなく終了の予定。
コンラッド大尉も経過良好との報告が上がってきた。
うちの最重要軍事機密パイロット二名は何をしている?
ウェインバーグ少尉は搭乗機の機体チェックとフィジカルトレーニング。
渡瀬少尉には荻坂少尉と奈須伍長が…
もしかしてアレ?
アレです。
そんな顔しないでほしいなぁ。これはうちの伝統なんだから。

荻坂少尉から軍人とは何たるかを聞かされた後、今のおまえは人間以下だ! 俺の訓練に生き残れた時、おまえは初めて兵士になれる。それまで口にしていいのはイエッサーかノーイエッサーだけだ! 分かったか、クズ野郎! と何かの訓練が始まったことを知らされるのだった。
帰ろうとする青葉をまゆかが押しとどめる。
その手に武器を取れ、と言われて手にしたのはデッキブラシ。
甲板の掃除が始まる。笑うことも泣くことも許さん。おまえは掃除するためのマシーンだ。掃除できなければ存在する価値はない!
次にトイレ掃除。
じゃがいもの皮むき。
最後はコンラッド大尉の溲瓶をセット。ここで突っ込みが入るのだった。

ゾギリアでは営倉から出たヒナが原隊復帰をアルフリードに報告していた。
戻ってこられたのも中佐のお口添えがあったからだと聞いていると。
ありがとうございました、と礼を述べると、礼には及ばんと返される。
納得はしていないようだ。
私への嫌疑が晴れたわけではありませんので。
身の潔白は自分の働きで証明して見せろ。
部屋を出ると、ビゾンが待っていた。大丈夫か、とヒナに声をかける。
大丈夫よ、特務武官殿はいつものことじゃない。去って行くヒナ。
こいつヒナに気があるな……

だだっ広い搬入口の掃除を言いつけられ、参る青葉。
二人は用があるとかで先に戻ってしまった。
やってられるか、とデッキブラシを投げ捨てる。
と、入り口で兵士に止められているフィオナの姿が目に入る。
規則で入れないの一点張りの兵士に、入ることを諦めたフィオナとお付きの人は引き返すのだが、青葉が声をかける。
自己紹介をして、ディオに会いに来たなら呼んでこようかと話すが、父にあんなことを言われたので私に合いたがらないと思います、とフィイオナ。
ディオは負い目を感じているんです。私に、私たち家族に。
いつかの戦闘、防衛ラインは突破され、撤退を余儀なくされる連合軍。
しかし、敵の攻撃目標にはディオの家族が住む家があって。そこには母と妹が。
そのときの攻撃で母は亡くなり、助かったフィオナの足も……
敵は大軍でした。だから誰にも責任はないんです。でも父はディオを責め、ディオも母や私のことで自分を責めて…私、そんなディオのことが心配なんです。
そういうフィオナに、よし、わかったと青葉。何か思いついた様子。
四つん這いになって断末魔の叫び声を上げ出す青葉。
それを聞きつけて、警備をしていた兵士が二人とも飛んでくる。
急に腹が…
その隙にフィオナたちを艦内へ行くように仕向けるのだった。

フィオナの車椅子を押しながら、悠々と艦内を歩く青葉。
本当に良かったのか、あとで青葉が怒られるんじゃないかと心配するフィオナに、家族と会うのに一々許可なんかいらないと答える青葉。
話したい人がいるなら、話したい時に離して置いた方がいいと思うし。
それにしてもディオがどこにいるのか分からない。ブリッジに行ったら何か分かるかな? とブリッジへ向かう。
そして、ブリッジに入った途端、クラッカーの嵐に迎えられるのだった。
「ようこそ、シグナスへ!」
過去から来た男歓迎の横断幕まである。
青葉の歓迎パーティーだという。
新人が入ったら、必ずやることになっているんだそう。
艦内の清掃もその一環。
青葉も三角帽を被せられて、準備は完了。
フィオナが笑って、ありがとうございます、青葉さん。ディオがどんな人たちに囲まれているのか分かって、とってもうれしいです。と礼を述べる。
エルイヴィラさんが、ディオも呼ぶ? 青葉君の歓迎会だって言ったら、出席を拒否したんだけどね、と暴露。
あぁ、なんだよあいつ、と落胆した様子の青葉だった。

トレーニングルームにいるディオにフィオナから通信。
フィオナがいることに驚くディオ。
俺が連れてきたんだ、と青葉が言うと、なんでおまえが…と不満そう。
フィオナに会いにブリッジへ来い、俺の歓迎会には出なくていいからと青葉は言うが。
そこで警報が鳴る。

敵が大挙して押し寄せて来た。
統合司令部からシグナスにも支援要請が。
エンジンが万全ではない中、小樽方面へ向けて急速発進。
ディオがブラディオンに乗り込むと、フィオナから通信が入る。
どうしても言っておきたいことがあるから、と。
ディオ、貴方はなにも悪くない。誰かが貴方を責めたとしても、私が貴方を許すわ。
それだけ言って、通信は切れる。

千歳基地に敵の攻撃。
艦が飛び立つ前から次々と堕とされていく。
敵ヴァリアンサー隊が押し寄せて来たのだ。
小樽へ援軍など向かわせない、我々の部隊は、日本海側から攻めこんでくる本隊と呼応し、千歳基地を急襲、制圧することが目的。
民間船には傷一つ着けるなよ、とビゾン。
そんな恥さらしなまね誰がするか、とタルジム。
援軍の到着しない防衛部隊が我が軍の攻撃にどれだけ持ちこたえられるのか、千歳は堕とさせてもらう、とアルフリード。

「フィオナは?!」
同時に尋ねる青葉とディオ。
さっき、無事にウェインバーグ家の船へ到着したとの連絡がありましたよ、とまゆか。
「そうか…」
「良かった…」
息ぴったりじゃない、とエルヴィラさんに茶化される。
そんな言葉を振り切るように、発艦するブラディオン。次々発艦していくヴァリアンサー隊。
ヒナがルクシオンを見つけて立ち向かってくる。
交戦する二機に、ビゾンがヒナに一人で行くなと警告するが、特務武官から、そのままやらせなさい。ここで新型を鹵獲できれば疑いも晴れるというもの。国家戦略にも叶っていますと命令される。
まだ疑われているのか、と歯がみするビゾン。

「おまえのせいで私は要らぬ疑いをかけられた!」
「雛、俺だ、青葉だ。わからないのか?!」
ヒナと青葉は押し問答。
ヒナは青葉を憎い敵としか思っていない。

青葉が気になるディオ。
ヤールにも行ってこいと言われるが。
そのとき、まゆかから艦長命令が伝えられる。この状況を打破するために青葉さんとカップリングして下さいと。

そのとき、背後からゾギリアの援軍が現れる。日本海側から来た本隊と思われる。
さらに、前方の艦影が、潜水艦から切り離された艦が戦艦に早変わりした?
そんなのありかよ!
前門の寅、後門の狼ってやつか?
これ以上の基地防衛は不可能ですと副官。
艦長は千歳基地を放棄することを決断する。
今のふたりならいけるかも、と何か策がありそうなエルヴィラさん。

攻撃できない青葉に、怒りをぶつけてくるヒナ。
青葉のピンチをディオが救う。
「待ってくれ、あの機体には雛が!」
「いい加減にしろ、本当に攻撃しないとは、馬鹿か!」
「だって雛は…!」
そこへ、エルヴィラさんから通信。
シグナスが基地を放棄し、現空域から離脱することを告げられる。
「だけどこの方法はバディのカップリング同調とコンビネーションが必要不可欠な上エアロスケールがその負担に耐えきれないから、限られた時間で一度しか出来ないわ」
「だ、そうだ。あの機体にこだわってる場合じゃない」
「…わかった」
カップリング成功。
ヒナが馬鹿にされたと思って追うが、早すぎて青葉たちをロストしてしまう。

ルクシオン及びにブラディオン、所定の位置に到着。
艦の先端に位置取った二機。
「三十秒よ、それが限界。気をつけてね、二人とも」
ルクシオン、シグナスとブラディオンを追って直進、最大船足!
「コードT2ライズ発動!」
「いくぞ!」
「おお!」
そのとき、ルクシオンとブラディオンが背中合わせになり、特殊なフィールドが発生、敵のビーム砲を次々と弾いていく。
「こっちにぶつけたりするなよ!」
「ちゃんとやってんだろ!」
「フォローしてほしければ、素直にそう言え!」
「なんだよ、その言い方!」
作戦実行中にもケンカする二人。
あぶないなぁ。コンビネーションが大切なんじゃないのか。
タイムアウト。
両機は左右にそれ、シグナスの主砲発射。
特務武官の乗った、潜水艦から分離した艦をかすめる。
撃ち返すが、シグナスの張った海水の煙幕に阻まれて失速。
向かってくるシグナスとぶつかると思ったのか、悲鳴を上げる特務武官。
すれすれで飛び去って行くシグナス。
放心していた特務武官も正気に返って、追え、と声を荒げる。
すると、アルフリードが、無駄ですよ。目的は達しました。千歳基地の制圧に移ります。と通信。
悔しがる特務武官。

帰投したルクシオンの中で、青葉はディオの通信を受け取る。
「妹が世話になったな。青葉」
初めて名前で呼んだんじゃね?
青葉も嬉しそうで良かった、良かった。





posted by 松風久遠 at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | バディ・コンプレックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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