2013年11月15日

「革命機ヴァルヴレイヴ ♯18 父の願い」


雪のドルシア。リーゼロッテを連れ出したエルエルフだったが、
「私たちの先にまだ道はないのです。今は無理をする時ではありません」
と諭されるのだった。
三年前の夢から覚めたエルエルフは。「雪のせいか」と呟く。

カプセルの中から出てくるリーゼロッテ。
何の為に入っているのかは全く不明。
体中に緑色の発疹が。ルーン?
カインがやって来て、私たちマギウスを裏切るからいけないのだと言う。
裏切ったのではありません、私はただ正直でいたかっただけです。と返すリーゼロッテ。
この二人の関係性も不透明だなぁ。



モジュール77が狙われている。
ファントム宇宙型が月に向かっている。
言い合いになる一同だったが、ライゾウがエルエルフに水を向けると、皆が一斉にエルエルフに注目する。
王党派からの物資に入っていた情報。
年代もののロケット。こんな骨董品を使おうというのか、という疑問に、だからこそドルシア軍も警戒していない、と答えるエルエルフ。
これから向かう街に強制連行されたジオール人の名簿が示される。
彼らを救出すればジオールの状況は掴める。
威力偵察の目的はそれなりに達成されるということ。
ハルトは名簿の中に父の名があることに気づく。
「時縞ソウイチ」

クリムヒルトがリーゼロッテと接触。
書簡を受け取る。
「今回は何の許可書ですか? 思想犯のお手伝いですか? それとも王家に繋がる誰かの」
「相手はジオール人、地球に降下した学生たちです」
「まさか…」
「なにか問題がありましたか?」
「いえ、なんでもありません」
と言いながら、思いっきり動揺しているリーゼロッテは呟く。
ミハエル、と。

ビリヤードをしているクーフィアとイクスアイン。
「ハーノインって軍の情報を横流ししてたんだし、仕方ないんじゃない? 裏切り者には死を、でしょ」
黙々とビリヤードを続けるイクスアイン。
クーフィアはしゃべり続ける。
「裏切り者だってわかってたら、僕が戦ったのにな」
ハーノインはやっぱり殺されてしまったんだろうか。

学生たちは別れ別れになってそれぞれの目的を果たしに街へ出るのだった。
古都ドルシアは千年に渡ってドルシア王国の都だった。それだけ民衆が王族を支持していたのだろう。
でも十年前のクーデターで王族はほとんど幽閉されてしまった。
赤い木曜日。その日を境に、ドルシアは軍事国家として世界に進出を始めた。この地区はすっかりゴーストタウンと化したが、王党派にとっては勝手知ったるといったところ。
本物のトレーラーと入れ替わってまんまと検問を突破するハルトたち。
これで会えるな、お父さん。良かったな、とキューマに言われるが、ぴんとこないハルト。
父とはあまり会ったことがないから。仕事が忙しく、ほとんど家に帰ってこなかった。製薬会社の研究員ですごく頭のいい人だった。だからか、話すのが苦手で、がっかりされるのが怖かったっていうか、でも今ならもう少し話が出来ると思う。
その間にもエルエルフはヴァルヴレイヴの搬出を。流木野の四号機はどうやって動かしたんだろう…
二手に分かれていたサトミたちと霊屋たちは合流。

未だアードライと共にいる流木野は、バイクの補助席に乗っていた。
ライトで合図があり、バイクを停止するアードライ。ライトを消し、「戦闘準備だ」。

中枢管理回線進入成功。ヴァルヴレイヴ六号機の乗ったアキラはハッキングを開始。
博物館の監視カメラ映像を差し替える。監視員は気づかず、お昼寝中。
その頃、ロケットのある博物館に集合していたサトミたちの元に、アキラからの合図が。
ハルトたちが戻ったらすぐ出発だ。急ごう。
工具箱を開ける霊屋たちだった。

目的の場所につき、トレーラーから降りるエルエルフとハルトたち。
あれ、なんでエルエルフがトレーラーに乗ってんの? 輸送艦でヴァルヴレイヴの搬出作業をしてた筈では?
クリムヒルトが出迎えにやってくる。
「あなたも王党派だったとはな。クリムヒルト」
相変わらず夜目が利くな、とクリムヒルト。
知り合い? とハルトが聞くと、昔の上官だとあっさり答えるエルエルフ。
連行されたジオール人は地下にいる。案内するのはダクトの入り口までだ。二時間以内に済ませろ。
何故自分が裏切ったのか聞かないのか、と問うエルエルフに、聞いて出てくる答えを信じるほど、幸せな人生を送っていないよ、と答えるクリムヒルト。
「参考までに聞くのだが、おまえたちのなかに、ミハエルというものはいるか」
反応するエルエルフに変わってハルトが答える。
「いえ、いませんけど」
「ミハエルってジオール人の名前じゃないな」
「そうか、忘れてくれ」
「待て。俺はカルルスタイン機関に入って名前を奪われた。与えられた名前はエルの十一番という識別コード。エルエルフ」
「貴様、まさか」
「この倉庫の扉には七つ竜の紋章があった。王室専用ということだ」
「エルエルフ、余計な詮索はやめろ」
「使用には王位継承権を持つ王族のサインが必要だ。継承権を持つ王族は現在六十三名。うち五十六名はドルシア内以外での所在が確認されている。つまり、サインした可能性があるのは七名。その七名の中で過去の俺の名前を知っているのは、彼女だけだ」
「彼女って写真の?!」
ハルト、感良すぎ。
「カルルスタイン以前の名前、扉の七つ竜、継承権を持つ王族、導き出される結論は…」
リーゼロッテ。
その場を駆け出すエルエルフ。ドアを開けて出て行ってしまう。
エルエルフの後を追おうとする一同に、僕たちだけで作戦を実行しようというハルト。
「僕らは僕らの戦いをするんです。皆が家族に会いたかったり、友達を守りたいのと同じように、彼には彼の戦う理由があるんです」

リーゼロッテのいる居城へやって来たエルエルフ。闇に乗じて棟を目指す。
その頃、もぬけの殻となった輸送艦をアードライと流木野が調べていた。

目的地のたどり着いたハルトたちに、待っていた研究員たちが群がってくる。
時縞ソウイチという人を知りませんか、というハルトに研究員たちは微妙な態度をとる。
世界と戦う少年か。運命、いや、因果なのか…
何かを言おうとしたタクミ先生だったが、男の声に邪魔される。
その声の主こそ、ハルトの父だった。
ハルト、よく来たな。ドルシアは寒かっただろう、身体の調子はどうだ、どこか具合の悪い所はないか、と体中をまさぐる父に、ハルトは戸惑う。
おまえのことを忘れた日はなかった、おまえの写真をずっと机に飾っていたんだ。
いつだって見ていたんだぞ、おまえは自慢の息子だからな。
そう言って見せたハルトの写真とは、DNA配列の写真だった。
「何、コレ…」
「これはおまえの遺伝子だよ。私の最高傑作だ。ここのM列の並びなんて秀逸だろう」
お父さん…? 様子がおかしいことにハルトも気づき始める。
そこでタクミ先生が事実を明かす。
「時縞博士は、3V計画の責任者だ」
「じゃあ、お父さんは武器を作っていたの。人殺しの道具を」
「武器? ヴァルヴレイヴはそんな無粋なもんじゃない。スポンサーが軍だから装甲や武器を飾り付けただけだ。ヴァルヴレイヴの真の目的は新しい生命体を作り出すことにある。そう、おまえは人類を凌駕したんだ。地球全人類の。いや、宇宙の支配者たる第二霊長類の誕生だ」
「ハルト、おまえたちは3V計画のために調整された選ばれた存在なのだ」
「調整? 計画って何のことだよ」
とキューマ。
「ヴァルヴレイウとそのパイロットの開発計画だ。君たちはヴァルヴレイヴに適合するよう、遺伝子とルーンを操作されて生まれてきた。
「そんな、勝手なこと…!」
「許可は得てある」
「俺は許可した覚えなんてないぞ」
「馬鹿かい君は。生まれる前のことなんだ、親の許可に決まってるだろう」
研究員たちがあわてふためき始める。違う、私はだまされたんだ。理想があったから。
3V計画のメンバーと子供たちは、被験者であると同時に人質だった。

早くみんなに敵のこと知らせなくっちゃ。
輸送艦内を走る流木野だった。
艦橋に攻め入ったアードライだったが、中は空っぽ。
それをカインに報告する。
輸送艦を捨てたということは、新たな移動手段の目星がついたということだな。
民間じゃそんな大がかりなものは……
そこでクーフィアは思いつく。
「あ、この基地だ」
とマップを指さす。
「クーフィア出撃します。ブリッツンデーゲン!」

城内に侵入を果たしていたエルエルフだったが、警報を鳴らされてしまい、ピンチ。
かと思いきや、
「これで棟の壁を吹き飛ばす奴が来るな」
と色々計算ずくの模様。

おまえは科学の力で祝福を受けた、特別な存在だ。
祝福? こんなの呪いじゃないか。記憶を失い、心を失い、人を食らって生きていくなんて。
胸を張れ、ハルトおまえは究極の生命体になったんだ。それを生み出した私は科学的な意味で神といえるかな。そう言って高笑いする父は、もうどっかいっちゃってます。
第二霊長類の優位性について講釈を垂れる父に、ハルトは一発を食らわせる。
「お父さん、僕は決めたよ。いや、ずっと前から決めていたんだ。僕はヴァルヴレイヴを破壊する。これ以上、呪いが広がらないよう、跡形もなく!」
「やめろハルト。おまえは父さんの夢そのものなんだ。人類の未来を進化の針を止めるつもりか」
すがりつく父に、さようならを告げるハルトだった。

逃げる人影を追うようにしてヘリのマシンガンが撃ち込まれる。
それらをかわして、拳銃で一発をお見舞いするエルエルフ。どんな射撃の腕だ。
煙に包まれる中、リーゼロッテと邂逅する。
「三年前とは違う、俺は道を作った。あなたを守るための国を手に入れた。リーゼロッテ」
「ミハエル…」
血のついた手で、エルエルフはリーゼロッテに触れようとする。
そして、手を握る。
「俺に、さらわれてくれ」

あらいやだ、エルエルフさん。男前な科白吐いちゃって。
本名がミハエルか…微妙だな。
流木野はいつまでカーツベルフのままなんでしょ。ていうか、身体はみつかったのか?
脚本に粗が見え始めた今回、色々心配になてきました。
だいじょうぶか、ちゃんと広げた風呂敷畳めるんでしょうね?



posted by 松風久遠 at 17:28| Comment(2) | TrackBack(1) | ヴァルヴレイヴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
待ってましたヴァルヴレイヴあらすじ!
お時間かかったようで、お疲れ様です!見てますよー!

ミハエルだなんて死にそうな名前ですね、エルエルフ。これはリーゼロッテと子を成す気かとも思いましたが、私は今でもエルエルフとハルトに似たあの少年は、2人の子だと信じています。大河内さん期待してますよ。
遺伝子操作、好きですねサンライズ。劣化版ガンダムSEEDを見ているようです。キラを彷彿とさせますね、ハルト。強くないですが笑
ロボットものって父親がアレなの多くないですか?!少し頭のほうがクレイジーというか、
なんというか。
物語が大きく動いたような気がするような感じはしますが、残り6話ですよ。不安を感じずにはいられません。本当にまとまるのでしょうか。

ハーノイン死んだのでしょうか(/ _ ; )
あんな見え透いた死亡フラグ建てるからっ!!
惜しいキャラでしたね。
って言ってたらきっと生きてるんでしょうね。

うーん、早く現物見たいです!!
今日もあらすじありがとうございました!

Posted by どんちゃん at 2013年11月15日 20:18
こんばんわです。

あらすじ、読んでもらえたようで、それだけで救われます(涙
ミハエルなんて似合わないというか、とってつけたような名前ですよねぇ。
死亡フラグ?
リーゼロッテと子を成すんだろうなと思ったんですが…
エルエルフとハルトの子ですか(笑
遺伝子操作、好きですよねぇ。本当に。
父親が人格破綻しているのは最早お約束なのかも知れません。
ハルト父もかなりイッてました。
残り六話でこの話まとまるとは思えません。
また1クール休んで3rdシーズンやるとか言い出しそうです。

ハーノインは死んじゃったんですかねぇ。
クーフィアたちには死んだという既成事実が伝えられているようですが。

ではでは。
Posted by 松風 久遠 at 2013年11月16日 15:45
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Weblog: ぺろぺろキャンディー
Tracked: 2014-11-05 01:14
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