2013年09月19日

Free! ♯11 激情のオールアウト!」


「で、話ってなんだ」
「あなたに聞きたいことが二つあります」
「はぁ? なんだよ…」
「では、一つ目の質問です。貴方は何故急にリレーに出るなんて言い出したんです?」



痛い所を怜に突かれる凜。
遥先輩に買ったことで前に進めるようになったのではないか、と問う怜に、凜は自分の目的は遥に勝つことではなく、大会で勝つことでもなく、もっと上、世界を目指しているのだと。
「では、二つ目の質問です。貴方は遥先輩をどう思ってるんです?」
小学生時代の貴方はいつも笑っていた。遥、真琴、渚と四人は仲良く、いつも楽しそうだった。それなのに何故、留学して変わってしまったのか。帰国しても誰とも連絡を取り合わない、どうしてそんな関係になってしまったのか。留学先で何があった? 貴方は先輩たちとリレーを泳ぐことに喜びを感じていた筈。何よりリレーの素晴らしさを知っているのは凜さん、貴方じゃないのか。
それを聞いた凜が激高する。なんでそんなこと、おまえに話さなきゃならないんだ、と。
怜は力説する。水泳部に入らされて、彼らと泳ぐことが楽しくなってきて、県大会ではついに彼らとリレーを泳いだ。それで初めて理解できた。それまでは理論としてしか知らなかったリレーの楽しさを。あの時の感覚は今でも忘れられない。僕たちはやっと一つになれた。チームになれたと思った。なのに皆凜のことばかり口にする。
「俺には関係ねぇ!」
「ないわけないだろう!!」
凜の胸ぐらを掴んで壁際に追い詰める怜。
そもそも遥が水泳から離れていたのは凜のせい。中学の時。遥は凜に勝って、それで罪悪感を感じて。
この前の試合で凜は遥に勝った、それでいいじゃないか。なんでリレーに出ると言い出すんだ。
あんたは一体何がしたい、遥先輩をどうしたいんだ。何をどうすれば満足なんだよ。
今度は凜が怜の胸ぐらに掴みかかり、
「おまえこそ何をどうしたいんだよ」
「僕は彼らと最高のチームで試合に臨みたい。そのチームの一員として彼らと共に泳ぎたい。ただ、それだけです」
胸ぐらから手を離す凜。去って行く怜。
「もしあなたが僕たちの邪魔をするなら、僕は貴方を許しません」

その頃、練習を終えた水泳部の更衣室では、皆が怜の心配をしていた。
笹部コーチだけが、体調管理もアスリートにとっては重要だってわかっているのか、とご立腹。
おまえらちょっと様子見に行ってこい、と千円札を渡すのだった。

お見舞いの品をあれこれ選ぶ遥たち。
メロンは無理。いちごは苺ミルクで腹壊したんじゃないか、という遥の意見で却下。
本当に食あたりなのか? 昨日俺が言ったこと気にしてるんじゃないのか、と遥。
ここで誤魔化しきれなかったらしい渚。

怜の部屋へ三人がやって来る。
どうして? と問う怜に、お見舞いにきたんだよ、という真琴。
「心配してくれたんですか?」
「当たり前だろう」
「怜が部活休むのって初めてだしね。渚ならまだしも」
棚には中学時代の陸上のトロフィーや盾がずらっと並んでいる。だが、今は水泳の本がいっぱい。
「こんなに勉強してたのか」
「はい、理論は完璧に叩き込みましたから」
だから怜ちゃん、それいっちゃ駄目だよ。失敗フラグ、失敗フラグ! と渚。
「怜、凜のところへ行っていたって本当か」
この間俺が昔のことを話したからか、と問われるが、違う、個人的に凜という人に会いたくなっただけだと。
「今はこの四人が俺たちのチームだ、怜」
「だよね。怜も俺たちのチームの一員として、しっかり頼む」
「そうだよ、一人でもかけちゃったら駄目なんだから、怜ちゃん!」
皆の言葉に感動する怜だった。

お見舞いにメロンパン。
渚曰く、本物のメロンは高くて買えないから。
遥の口にメロンパンをねじ込む渚。遥の顔がみるみるうちに青くなる。
慌てる外野。何か飲み物を!
「メロンパンに一番あう飲み物、それは麦茶。我が竜ヶ崎家では祖父の代からメロンパンには麦茶と決まっていて…」
「なんでもいいから早く!」
ギャグパートでした。

泳いでいる凜は、怜に言われたことと、昔の自分が言ったことを思い出していた。
松岡は転校してきてから直ぐに水泳部に入らなかった。その理由を訊いているか、と似鳥に尋ねる御子柴部長。いえ、何かあったんですか? と似鳥。
過去はどうあれ、家は実力主義。早い奴が勝つ。

大漁旗…いや、横断幕に見送られ、県大会会場へ向かう水泳部。横断幕には遥のリアルイワトビちゃんが。
前乗りしてホテルに泊まれるなんて、よくそんなお金があったな。
バスの中で皆が眠りこける中、一人夕日に目をやる遥。
その夕日を凜もまた見ていた。

夕飯。
「こんな時に食べるものといえば…」
カツ丼。だよねー。

「そうだ、明日の会場見に行ってみない?」との真琴の提案で、会場にやって来た四人だったが、「関係者以外立ち入り禁止」の立て札が。
階段を上って高台へ。
プールが丸見え。おそらく屋根が移動式の立派な会場。
気が高ぶる四人。

眠れない遥と真琴。まだ九時十二分だもんね。
真琴が欠伸をして入眠しようかというとき、遥がぽつりと
「真琴…おまえがいてくれて良かった」
少し走ってくるとベッドから起き上がる遥。

怜も眠れない。
渚は夢の中。
その時、怜のケータイが鳴って…凜に呼び出された。
おそらく江に連絡先を聞いたのだろう。

遥が走っていると、渚に会う。
目が覚めたら怜ちゃんがいなくて探してたんだという渚。
公園のブランコで暇つぶし。
いろいろ考えちゃうのは、
「だって、ハルちゃんたちとまたリレーが出来るんだもん。それに明日は凜ちゃんと勝負だし。だからハルちゃん緊張してるんでしょ?」
「渚のお陰だな。最初に水泳部を作ろうって言い出したのは渚だった。あの時はまさか、また自分がリレーを泳ぐことになるなんて思ってもなかった」
「ま、そういう意味ではハルちゃん、僕にはおっと感謝してもらわないとね」
「そうだな、ありがとう、渚」
嬉しさマックスの渚は遥に抱きついて叫ぶのだった。

「何か用ですか」
「この間のおまえの質問、答えてやるよ」
もういいと怜が言うと、いいや、言う、じゃないと俺のケジメが付かねえという凜。
確かに俺は遥との勝負に拘ってた。俺が水泳をやめたのは遥のせいじゃない。
オーストラリアに留学して、でも、自分は思うように泳げなかった。リレーなんかやってたから、俺は墜ちたんだ。そう思うようになった。
だけどあの夜、遥と泳いで吹っ切れた。もう一度泳ごうと思った。
県大会で遥たちを見て、思い出してしまった。小学生時代のあのリレーのこと。
「俺は鮫柄でリレーを泳ぐ。そこで最高の泳ぎを見せてやる。だからおまえも自分のチームで、ハルたちと精一杯やれ。ただし、そこでやるからには、みっともない泳ぎはみせるな」
それだけだ。呼び出して悪かったな。
案外優しい凜でした。

御子柴に呼び出された凜は、リレーから自分が外されたことを知る。
おまえはフリーの100だけに集中しろと。
「おまえは自分のリレーチームを見ていない。何か別のものを見てる。今のおまえのコンディションはベストじゃない」
「そんな……」
鋭い部長。リレーはチームワークですからね。

次回、最終回かな。
凜はリレーに出られず、遥たちと勝負できないのか?
どうなることやら。


posted by 松風久遠 at 17:19| Comment(0) | TrackBack(4) | Free! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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