2013年09月11日

「BROTHERS CONFLICT ♯11 愛憎」


季節は過ぎ、夏から冬へ。受験が目前に迫っていた。

主人公の模試の結果はD判定。落ち込む。
インターフォンが鳴って出てみると、長男がちょっと早いけどお昼にしない? と。
リビングへ下りていくと、そこにはご馳走が。
本当は主人公が当番だったのだが、模試の結果が悪かったのを励まそうと兄弟達が画策したらしい。
滑り止めも受けるし、大丈夫ですという主人公に、同じ大学に通いたい十一男は慌てて、諦めちゃ駄目だと。
末っ子がプレゼントをくれる。
おてつだい券、いっしょにゲーム券、100かいちゅー券。
吹き出す十一男と驚く次男。
主人公が洗い物を終えて上へ行くと、五男と六男が出て行くところだった。
これから二人とも収録なんだそう。
「今の椿は今までのどんな椿よりも魅力的だよ。だから彼について考える時は、今の姿を見てやって。それでこそ僕も自分を高められる。その上で答えが欲しい。僕たちの気持ちに対する答えが」
それがどんなものでも僕は受け入れるよ。

主人公の部屋の前でまさにインターフォンをならそうとしていた九男に、声をかける主人公。
前からオファーされていたプロのチームに正式に参加することに決めた。
最終的な調整のために、一度九州の本社に行くらしい。
「俺とのこと、その後でいいから」
と主人公の受験を励ます九男だった。

受験日の朝、部屋に八男が訪ねてくる。
応援にきてくれたというが、寝癖を直してくれる。
部屋の前にこれが置いてあった、とアイリスを手渡す。十男からだろうか。
「花言葉は吉報を信じる」

次男からお弁当を受け取る主人公と十一男。
七男からはメールが。
終わったらご褒美やるから、頑張れよ。
今度は十二男から電話。
「ま、頑張りなよ、応援してるからさ」
生意気な口を利いても最後には応援してくれた。

試験が終わっても、結果が出るまで落ち着かないなぁとため息をつく主人公。
外の大木の下で、三男と出くわす。
「ため息もかわいいね、妹ちゃん」
近寄ってくる三男を、手で押し返す主人公。
「もし駄目だったら、俺のところにくる?」
って尼さんにでもなれってこと?

玄関で十男とすれ違う三男。
「アイリスの花言葉は、彼女はまだもう一つの言葉の意味を知らないみたいだよ」
「全てをかけて君を愛する」

七男の会社が経営するアミューズメント施設に招待された主人公。
思いっきり満喫する主人公。
主人公は七男に連勝していたらしい。
九男がプロになるくらいだから反射神経もいいでしょうし、という言葉に引っかかる七男。
七男は九男がプロになったことを知らなかった。

車を降りて、一体どんな話だったんだろうと考え込む主人公の腕を引っ張って、思いっきり抱きしめてきた七男。
「悪い、やっぱり駄目だ。どうしても話がしたい。これが正しいのか分からない。でも、それでもこの想いは消せないんだ。聞いてくれ、俺はおまえのことが…」
そこへ九男登場。
「離れろ。離れろって言ってんだろ!」
九男、七男を殴り飛ばす。
わー修羅場だ修羅場。
「ずっとはっきり言おうと思ってた。おまえのことが好きだ」
「ふざけんな…一度逃げ出したあんたなんかに、俺は負けない」
去って行く九男。

公園で七男が大学まで陸上をやってたことを聞く主人公。
でも結局やめてしまった。
「俺は昴の理想の兄貴でいられなかった」
現実の厳しさを教えたくないなんて格好つけて何も言わずに昴を幻滅させたんだ。
でもあいつは自分でプロへの道を切り開いた。
「おまえの存在も大きかったんじゃないかと思う」
でも、俺も負けるつもりはない。今すぐじゃなくていい、おまえの気持ちをいつか、聞かせてくれ。

夜、九男を訪ねる主人公だったが、またにしてくれと会うのを拒否される。
まだ頭が冷えてない。
「じゃあ、ひとつだけ。棗さん、昴さんがプロになるって聞いたとき、嬉しそうでした」
主人公が去った後、悔しそうに戸を殴る九男だった。
そして思い出す、七男との思い出を。

夜明け前、ふと目を覚ました主人公はベランダから外を見る。
そこには九男がいた。
プロ入りに向けての練習に行くのだという。当分帰らない。
自分のしたことをそんなの許されるか、と自問自答する九男。
だから忘れてくれ、俺が今までおまえに言ったこと全部。
今の俺じゃ、おまえを幸せ出来る筈なんてない。
そう言って去って行く九男だった。

posted by 松風久遠 at 16:53| Comment(0) | TrackBack(1) | BROTHERS CONFLICT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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