2013年08月11日

「魔界王子 ♯5 mill and flour」


朝食。ウイリアムやアイザックはそのまずさに辟易としているようだが、シトリーやダンタリオンは諦めたと言って食す。
カミオに挨拶されて素直に返す二人に、ウイリアムは同じ代理王候補としてライバル視はしないのか、と。
そしてレベルの低い罵りあいを始めるシトリーとダンタリオン。
ウイリアムは魔界の権力闘争など知らんと、この間の試験の結果を見に行く。

ダントツの一位はやはりウイリアム。ウイリアムは当然のこと過ぎて今更なんの感動もない。
ダンタリオンはまずまずの順位。シトリーは下の方。
アイザックは低五級。いつになったら高五級に上がれるんだろう。
悪魔と妖精とお茶っ葉のことなら少しはわかるらしい。
何故茶葉なんだ、とウイリアムからツッコミが入る。
実家が貿易をやっていて、インドお茶や香辛料をあつかってるのだそう。

校長が総代に話かけていた。
するとウイリアムの元へやって来て、その件につきましては、トワイニングが適役だと思われますが。
校長寮に呼ばれるウイリアム一行。
いい茶葉を使っていたり、豪華な部屋だったり、上等なクリームを使っていたり、ヤコブ寮とは大違い。
オフタヌーンティーでもてなされていた。
校長寮の裏にある水車小屋を潰して新しい校舎を建てるらしい。それで校長はあちこちから寄付金を募っていて、今週視察にやってくる大本命の理事長から、なんとしてでも大口の寄付が欲しい。
それが校長寮の風紀が若干乱れている。夜中に歌を歌って騒いだり、時間外に出入りする者がいる。校則破りの不届き者がいると知られれば、校長の評価に傷が付き、寄付も危うい。理事長が来る前に素行の悪い生徒を見つけだし、締め上げて欲しいというのだ。
それを何故校長寮の総代がやらずに、自分がやらなければならないのか、と不満たらたらのウイリアム。
総代はウイリアムが学費に困窮していることを知っていて、それで校長の覚えをめでたくしておけば、何かと有利だと悪魔の囁きを。最年少で校長寮への入寮もあるかも知れないぞ。
ウイリアムの夢は広がる。学費の免除、奨学金も出そう、就職先も斡旋しよう。
「総代に感謝を。総代、万歳!」
握手をする二人だった。
後は任せた、自分は読みたい文献があるので、と去って行く総代。
もしかして、単に丸投げされただけなんじゃないのか、とシトリーとダンタリオンの正確な見立て。
おまえ達に借りを作るつもりはない、というウイリアムの手を取ってダンタリオンがまさかカミオを代理王に選ぶ気じゃないだろうな、と詰め寄る。
そんな気はない、俺は誰も選ばない、とキッパリ言い放つウイリアム。
いやあ、さっさと選んじゃった方がいいと思うけどなぁ。
ダンタリオン、いちいちスキンシップが多すぎ…w

夕刻、森をチェックしておく、シトリーとアイザックを連れたウイリアム。
悪魔はいいのに幽霊は怖いアイザック。
幽霊の正体は大抵が幻覚や幻聴、視覚や聴覚が感じ取れる微妙なラインの周波帯を脳が誤認しているに過ぎない。
そのうち、変な歌が聞こえてくる。それを追って走り出すウイリアムとシトリー。アイザックも結局は着いてくる。
水車小屋へとやって来るが、誰もいない。
草むらが動く。怖がって騒ぐアイザック。アイザックが騒いでいたら誰も寄ってこないと、帰るウイリアム。

ダンタリオンが屋敷へ帰ると、ラミアがいた。
久しぶりに会った婚約者に、口づけの挨拶もなし?
「婚約者? 誰の?」
「あなたのよ!」
「誰が?」
「あたしに決まってるでしょ。結婚の約束したじゃない。忘れたとは言わせないわよ」
ラミアは無視してアシュタロスを探すダンタリオン。
アシュタロスはバラ風呂に入っていた。
「我が後見人殿におかれましては、ご機嫌麗しゅう…」
って、女性が風呂に入ってるところにズカズカ上がり込んできて、平然としているのは何故!
やっぱり真性のアレだからですか?!
カミオについて。ベルゼビュートがかわいがるには一筋縄ではいかんだろうと。何を考えているか分からない奴だ。代理王の地位にもそれほど前向きではないようだし。余裕だからかもしれん。カミオはシトリーやダンタリオンより優位に立っているからな。奴の血筋のことか。我々はネフィリムだからな。
だが、今、真に気をつけるのはカミオではない、もっと怪しい奴が選定公の周りにいる。
それはケヴィンのことですか……

理事長の訪問が月末だから、今週中にはなんとか…
アイザックが一緒に寝ようよと言ってウイリアムの部屋へやってくる。
幽霊よけのニンニクの首飾りをかけて。それは幽霊じゃなくて吸血鬼よけなんじゃあ…
「臭いしうるさいし、寝れるかーーー!」
アイザックのいびきがあまりにも酷くて、眠れないウイリアム。
そのうち、例の変な歌が聞こえてくる。アイザックを起こして、不届き者を捕まえにいくウイリアム。

水車小屋にやって来ると、誰もいない。
夜中に歌を歌いながら水車小屋にやってくる生徒なんていないよ、というアイザックに、校長に恨みを持つ生徒が悪い噂を流したいのかも知れない、あるいは念の入ったわるふざけ、とウイリアムは人為的なものであると言い張る。
草むらが動いて周囲を確認すると、足下に何か生き物が。
妖精のキルムーリーだった。
「つまり貴様は長年この水車小屋に住み着き、粉を引いていた。しかし最近は仕事がないばかりか、解体が決まったことを知り、大変悲しんでいた。解体を中止してもらえるよう、何度も好調寮へ訴えに出かけたが、耳を貸して貰えない。そうしてとうとうヤコブ寮までやって来た」
諦めて新しい職を探せ、というウイリアムにイヤイヤをするキルムーリー。
水車小屋など工業化の進んだ現代では淘汰される存在。過去の遺物。仕方なく、まだ稼働している水車小屋を求めて南へ下ってきたという訳か。
キルムーリーは粉を引いていないと死んでしまうからな、といつのまにか現れたシトリーが言う。
「おい、貴様、つまり粉さえ引ければいいんだな?」

ウイリアムはキルムーリーをインドに送ったのだった。
今は工場で香辛料を引きまくってるんだって。父もあの働き者のじいさんは何者だ、すごいって大喜びしてるよ。とアイザック。
そこへ理事長と校長を連れた総代がやって来て…自分が褒められるとばかり思っていたウイリアムは、すくっと立ち上がるのだが。
「彼が今回過大な寄付をしてくれたモートン家の生徒です」
キルムーリーの働きがあまりにも良いので、感謝の印とのこと。
「父上によろしく伝えてくれたまえ」
「悪魔なんか信用するもんかーーーー!」
ウイリアムの絶叫が空に響くのであった。

夜。教会のロウソクを灯して回っているケヴィンのもとへ、ダンタリオンがやって来る。
「ずっと考えてたんだが、おまえ、何者だ?」
「私は只のハウススチュワートですよ。牧師は学生時代に神学を学びましたから」
「なら、神の御手でも呼んでみろ。国教会の者ならお手の物だろう」
「………」
「おまえにも何か隠し事があるようだな。すぐに化けの皮をひんむいてやる。今日はその挨拶だ」
ケヴィンは一体何者なのでしょうか。



posted by 松風久遠 at 17:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 魔界王子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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魔界王子 devils and realist テレ東(8/04)#05
Excerpt: 第5話 mill and flour 公式サイトから3人目の代理王候補・カミオが現れた。しかしウイリアムは、最大の関心事は勉学と学費だと言い放ち、悪魔たちの争いに巻き込まれることを頑なに拒んでいた。そ..
Weblog: ぬる〜くまったりと
Tracked: 2013-08-11 17:49
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