2013年08月13日

「サマーヌード 第六話」


長澤まさみが現れて、どんな修羅場が展開されるのかと思ったら、逃げた!
追い掛けるように戸田恵梨香に急かされる山Pはもたもたしてる間に見失った!
バカなのか、こいつら…

仕事場に長澤まさみから電話。どこまでもあつかましい女だな。
あの看板の前に呼び出すことに。
喫茶店では香里奈の送別会を行うことになる。送別会って…山Pから逃げるために帰るんだから、こそっといなくなるべきなんじゃないの?

看板の前に長澤まさみがやって来る。
「私ね、結婚するんだ」
ようはそれが言いたくて花火の日になら会えるかとこっちへ帰ってきたらしい。
「どうしてもけじめをつけとかないといけないと思って」
遅いっつーの。
山Pに出会ったのは、すごく好きな人にフラれて落ち込んでいた時だった。
山Pに優しくしてもらって、自分でも驚くほど元気になった。
でも、そのフラれた彼からやり直したいと連絡があって、彼のことが忘れられなくって、東京へ戻ったと。
それがドロンした理由だった。
なんていう悪女なんでしょ。三年も山Pを苦しめて、戸田恵梨香を苦しめて。
「結婚おめでとう。幸せになれよ」
って何か他にいうことないんかい。俺の三年を返せとか、昨日戸田恵梨香への告白し損なったとか。

就職の面接に東京へ出てきていた眼鏡君に呼び出された戸田恵梨香。
夜には着いちゃうってことは、そんなに東京から離れてないのか。
「お金の心配はいらないの。私の肩書きは会社役員ですよ?」
なんて頼もしいんだ戸田恵梨香。
「今年も結局ヒカルにやけ酒付き合ってもらっちゃったね」
ワインをあおる戸田恵梨香であった。

東京へ帰ろうとする香里奈が、駅で長澤まさみにバッタリ。
最初は、山Pが待ち伏せしてるのかと思った。でも違ったな。
つい最近まで貴方の看板あったんですよ。
ここに帰ってきたのはまだ貴方を引きずっていると思ったから?
私の思い込みでしたね。
いやいやいや、違うから。ずっと引きずってたから。
「そんなことないと思いますよ。だってあいつ最近までずーっと貴方との約束守ってましたから。笑っちゃうくらい」
「貴方の看板に朝晩ちゃんと挨拶してたし、あと一緒に見ようって約束してたDVD? あれも返さないで延滞金払いっぱなしだったし。あと家もあなたがいつでも戻ってこれるようにずーと住み続けてたし。ホントあんなバカ、見たことないですよね」
「あの人と向き合うと、自分がどれくらい薄情な人間なのか思い知らされますね。たくさんの優しさや、愛情をもらったのに。私は何も返すことが出来ませんでした」

海岸では山Pと戸田恵梨香が会っていた。
山Pにありがとうと言いたいと。今年は写真もいっぱいとってもらったし、きゅって抱きしめてもらったし、花火も一緒に見られたし。
「十年間片思いしてきた責任は十分とってもらったかなって思う。だから私ね、朝日のこと諦めようと思います」
戸田恵梨香がとうとう愛想つかせたーーー!
戸田恵梨香の決意は固い。フラれた格好の山P。

やっぱり長澤まさみの邪魔が大きかったか…
あのまま告白できてたら、事は丸く収まったのに。

山Pの歌がEDとして初めてまともに使われたよ。テロップも流れたよ。




posted by 松風久遠 at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | サマーヌード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

「スターマン この星の恋」


このホシオって「あたしのエイリアン」シリーズの百武星男からとってるんですかね。
二十年以上前の少女小説の主人公の恋人役。髪の毛がオレンジ色になると超人的な力を発揮する…設定だったような気がする(うろ覚え)。
ドラマは見てません。十五秒スポットで見ただけ。
小説、また読み返してみたくなった。古本屋に行ったらあるかなー。


posted by 松風久遠 at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月11日

「魔界王子 ♯5 mill and flour」


朝食。ウイリアムやアイザックはそのまずさに辟易としているようだが、シトリーやダンタリオンは諦めたと言って食す。
カミオに挨拶されて素直に返す二人に、ウイリアムは同じ代理王候補としてライバル視はしないのか、と。
そしてレベルの低い罵りあいを始めるシトリーとダンタリオン。
ウイリアムは魔界の権力闘争など知らんと、この間の試験の結果を見に行く。

ダントツの一位はやはりウイリアム。ウイリアムは当然のこと過ぎて今更なんの感動もない。
ダンタリオンはまずまずの順位。シトリーは下の方。
アイザックは低五級。いつになったら高五級に上がれるんだろう。
悪魔と妖精とお茶っ葉のことなら少しはわかるらしい。
何故茶葉なんだ、とウイリアムからツッコミが入る。
実家が貿易をやっていて、インドお茶や香辛料をあつかってるのだそう。

校長が総代に話かけていた。
するとウイリアムの元へやって来て、その件につきましては、トワイニングが適役だと思われますが。
校長寮に呼ばれるウイリアム一行。
いい茶葉を使っていたり、豪華な部屋だったり、上等なクリームを使っていたり、ヤコブ寮とは大違い。
オフタヌーンティーでもてなされていた。
校長寮の裏にある水車小屋を潰して新しい校舎を建てるらしい。それで校長はあちこちから寄付金を募っていて、今週視察にやってくる大本命の理事長から、なんとしてでも大口の寄付が欲しい。
それが校長寮の風紀が若干乱れている。夜中に歌を歌って騒いだり、時間外に出入りする者がいる。校則破りの不届き者がいると知られれば、校長の評価に傷が付き、寄付も危うい。理事長が来る前に素行の悪い生徒を見つけだし、締め上げて欲しいというのだ。
それを何故校長寮の総代がやらずに、自分がやらなければならないのか、と不満たらたらのウイリアム。
総代はウイリアムが学費に困窮していることを知っていて、それで校長の覚えをめでたくしておけば、何かと有利だと悪魔の囁きを。最年少で校長寮への入寮もあるかも知れないぞ。
ウイリアムの夢は広がる。学費の免除、奨学金も出そう、就職先も斡旋しよう。
「総代に感謝を。総代、万歳!」
握手をする二人だった。
後は任せた、自分は読みたい文献があるので、と去って行く総代。
もしかして、単に丸投げされただけなんじゃないのか、とシトリーとダンタリオンの正確な見立て。
おまえ達に借りを作るつもりはない、というウイリアムの手を取ってダンタリオンがまさかカミオを代理王に選ぶ気じゃないだろうな、と詰め寄る。
そんな気はない、俺は誰も選ばない、とキッパリ言い放つウイリアム。
いやあ、さっさと選んじゃった方がいいと思うけどなぁ。
ダンタリオン、いちいちスキンシップが多すぎ…w

夕刻、森をチェックしておく、シトリーとアイザックを連れたウイリアム。
悪魔はいいのに幽霊は怖いアイザック。
幽霊の正体は大抵が幻覚や幻聴、視覚や聴覚が感じ取れる微妙なラインの周波帯を脳が誤認しているに過ぎない。
そのうち、変な歌が聞こえてくる。それを追って走り出すウイリアムとシトリー。アイザックも結局は着いてくる。
水車小屋へとやって来るが、誰もいない。
草むらが動く。怖がって騒ぐアイザック。アイザックが騒いでいたら誰も寄ってこないと、帰るウイリアム。

ダンタリオンが屋敷へ帰ると、ラミアがいた。
久しぶりに会った婚約者に、口づけの挨拶もなし?
「婚約者? 誰の?」
「あなたのよ!」
「誰が?」
「あたしに決まってるでしょ。結婚の約束したじゃない。忘れたとは言わせないわよ」
ラミアは無視してアシュタロスを探すダンタリオン。
アシュタロスはバラ風呂に入っていた。
「我が後見人殿におかれましては、ご機嫌麗しゅう…」
って、女性が風呂に入ってるところにズカズカ上がり込んできて、平然としているのは何故!
やっぱり真性のアレだからですか?!
カミオについて。ベルゼビュートがかわいがるには一筋縄ではいかんだろうと。何を考えているか分からない奴だ。代理王の地位にもそれほど前向きではないようだし。余裕だからかもしれん。カミオはシトリーやダンタリオンより優位に立っているからな。奴の血筋のことか。我々はネフィリムだからな。
だが、今、真に気をつけるのはカミオではない、もっと怪しい奴が選定公の周りにいる。
それはケヴィンのことですか……

理事長の訪問が月末だから、今週中にはなんとか…
アイザックが一緒に寝ようよと言ってウイリアムの部屋へやってくる。
幽霊よけのニンニクの首飾りをかけて。それは幽霊じゃなくて吸血鬼よけなんじゃあ…
「臭いしうるさいし、寝れるかーーー!」
アイザックのいびきがあまりにも酷くて、眠れないウイリアム。
そのうち、例の変な歌が聞こえてくる。アイザックを起こして、不届き者を捕まえにいくウイリアム。

水車小屋にやって来ると、誰もいない。
夜中に歌を歌いながら水車小屋にやってくる生徒なんていないよ、というアイザックに、校長に恨みを持つ生徒が悪い噂を流したいのかも知れない、あるいは念の入ったわるふざけ、とウイリアムは人為的なものであると言い張る。
草むらが動いて周囲を確認すると、足下に何か生き物が。
妖精のキルムーリーだった。
「つまり貴様は長年この水車小屋に住み着き、粉を引いていた。しかし最近は仕事がないばかりか、解体が決まったことを知り、大変悲しんでいた。解体を中止してもらえるよう、何度も好調寮へ訴えに出かけたが、耳を貸して貰えない。そうしてとうとうヤコブ寮までやって来た」
諦めて新しい職を探せ、というウイリアムにイヤイヤをするキルムーリー。
水車小屋など工業化の進んだ現代では淘汰される存在。過去の遺物。仕方なく、まだ稼働している水車小屋を求めて南へ下ってきたという訳か。
キルムーリーは粉を引いていないと死んでしまうからな、といつのまにか現れたシトリーが言う。
「おい、貴様、つまり粉さえ引ければいいんだな?」

ウイリアムはキルムーリーをインドに送ったのだった。
今は工場で香辛料を引きまくってるんだって。父もあの働き者のじいさんは何者だ、すごいって大喜びしてるよ。とアイザック。
そこへ理事長と校長を連れた総代がやって来て…自分が褒められるとばかり思っていたウイリアムは、すくっと立ち上がるのだが。
「彼が今回過大な寄付をしてくれたモートン家の生徒です」
キルムーリーの働きがあまりにも良いので、感謝の印とのこと。
「父上によろしく伝えてくれたまえ」
「悪魔なんか信用するもんかーーーー!」
ウイリアムの絶叫が空に響くのであった。

夜。教会のロウソクを灯して回っているケヴィンのもとへ、ダンタリオンがやって来る。
「ずっと考えてたんだが、おまえ、何者だ?」
「私は只のハウススチュワートですよ。牧師は学生時代に神学を学びましたから」
「なら、神の御手でも呼んでみろ。国教会の者ならお手の物だろう」
「………」
「おまえにも何か隠し事があるようだな。すぐに化けの皮をひんむいてやる。今日はその挨拶だ」
ケヴィンは一体何者なのでしょうか。



posted by 松風久遠 at 17:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 魔界王子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月10日

運命以前14


はいはい、毎日暑いですね。
運命以前第十四回をお送りします。

審判の日、シンはパイロット養成クラスに入れるのか?
誕生日はどう過ごすのか?

ではでは、どうぞ。



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posted by 松風久遠 at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月09日

「戦姫絶唱シンフォギアG ♯6 奇跡ーーそれは残酷な軌跡


左腕を失って苦しむ響。
ウェル博士はネフィリムが聖遺物を食ったとおおはしゃぎ。

「あたしたち、正しいことをするんですよね」
「間違っていないとしたら、どうしてこんな気持ちになるの」
ウェル博士を止めに行こうとしたマリアを引き留めたナスターシャ教授。
「その優しさは今日を限りに捨ててしまいなさい。私たちには微笑みなど必要ないのですから」
セレナの聖遺物のかけらはマリアが持っていた。

「完全聖遺物ネフィリムはいわば自立稼働する増殖炉。他のエネルギー体を暴食し、取り込むことで更なる出力を可能とする。さあ始まるぞ、聞こえるか、覚醒の鼓動、この力がフロンティアを浮上させるのだ」
フロンティア、この単語気になりますよね。
更に巨大になっていくネフィリム。
そして、響の胸の聖遺物もまた、覚醒するのだった。
響、暴走!
「ギアのエネルギーを腕の形に固定、まるでアームドギアを形成するかのように」
響の左腕が再生される。
こんな手でなくした腕を再生させるなんて…
暴走した響は、とち狂ったウェル博士の放ったノイズも簡単に退けてしまう。
更に痛めつけたネフィリムに取り憑き、心臓をえぐりだす。
最後はアームドギアで成敗。ネフィリムは塵と化した。

「生命力の低下が、胸の聖遺物の制御不全を引き起こしましたか」
また咳き込み、吐血する教授。
今回はいつもより調子が悪いようだ。

ウェル博士を襲おうとする響を、翼さんとクリスちゃんが止める。
叫び声と共に光の柱が立ち、エネルギー波を放って響は元の姿に戻る。
「左腕は、無事なのか…」

ウェル博士にマムを看てもらわないと、とマリアは切歌と調に博士の回収を指示する。
迷いながらも出て行く二人。
「すべては私がフィーネを背負い切れていないからだ…」

病室に担ぎ込まれる響。
悔しがる翼さん。

響の夢。
クラスメイトたちの心ない言葉の数々。
よく生きていられるわね、たくさん人を殺しておいて。
特異災害補償ていってね、ノイズに襲われただけでお金貰えるんだよ。
死んでも元気になるはずだ。
家に帰れば誹謗中傷の張り紙。
「おまえだけ助かった」
窓に投石されて、人殺し、逃げろ、殺されるぞーの声。
「あなたが生きていてくれるだけで、お母さんもおばあちゃんも嬉しいんだからね」
母親に抱きしめられる響。
これっていつのことなんだろう。ツヴァイウイングのコンサートで一人助かったことを言われているのか、それとも父親が何かしたのか。

目が覚め、起き上がった響の胸に黒い物体がくっついていた。それははらり、とおちるが、
「え…カサブタ?」(だよね?)

学校へやって来た響はわざと元気に振る舞ってみせる。
「本当に大丈夫なのか? 私たちを安心さようと気丈に振る舞っているのではあるまいな」
「うっ。いやぁ、そんなことは」
思いっきりバレてます。
響の左腕を改めて確かめる翼さん。

「これは?:
シャーレに入った金と黒の物体を見せられる翼さん。
「メディカルチェックの際に採取された響くんの体組織の一部だ」
胸のガングニールが体内を侵しているレントゲン写真を示して、
「身にまとうシンフォギアとしてエネルギー化と再構成を繰り返してきた結果だ。体内の浸食深度が進んだのだ」
「生体と聖遺物が一つに溶け合って…」
「適合者を超越した、響くんの爆発的な力の源だ」
「この融合が立花に与える影響は…?」
「遠からず、死に至るだろう」
これ以上、響を戦わせるわけにはいかない。そういう結論に至る。

「手強い相手を前にして、いちいち暴走しているような半人前をまともな戦力として数えるな、と言われたのだ。戦場に立つなと言っている。足手まといが、二度とギアを身にまとうな」
響の肩を突き放す翼さん。わざと遠ざけるように言ってます。

その頃ウェル博士はネフィリムの心臓を手に入れていた……
もうほとんど正気を失ってます、この人。

荒れた街を歩く切歌と調の二人。
ウェル博士を探していたのだが、通信に教授がでて驚くのだった。
今日は朝から何も食べてなかったから、この辺で食べて行くかという話になる。しかし、急いでドクターを探さなければ。
仲良く手を繋いだ切歌と調が通り過ぎた「ふらわー」という店では、響たちが食べていた?
クラスメイトが響に元気をだしてもらおうと、お好み焼きを食べに連れて行ったらしい。
響の前を通り過ぎて行く、黒塗りの車が三台。
曲がり角で異変が。車が爆発した!
駆けつけてみると、そこにはノイズを従えたウェル博士の姿が。
走りながら歌い始める響。人の身でノイズに触れる。
そして腕からギアをまとっていき、ノイズを撃破。
「この拳も、命も、シンフォギアだ!」

マリアがフィーネ化するように、シンフォギアをまとうことによって、命を削ることになった響。
同じような枷を持った二人がどうなっていくのか、楽しみですね。




posted by 松風久遠 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(5) | 戦姫絶唱シンフォギアG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月08日

「Free! ♯5 試練のオープンウォーター!」


江が袴姿でお習字。県大会までのカウントダウンを書いているらしい。
ドアから入ってきた風に飛ばされる半紙を集めていると、何かを発見する。

「見て見て、届いたよー! ジャージ!」
いつのまに頼んでいたのか、費用はどうしたのか、岩鳶高校水泳部のジャージを着て喜ぶ渚。
ジャージの下のTシャツはイワトビちゃんシークレットバージョン。
「県大会のエントリー種目を確認しておこう」
真琴はバックの百メートルと二百メートル。
渚はブレの百メートルと二百メートル。
遥はフリー。
怜はバッタ。
「皆ブランクがあって持久力に欠けてるから、短距離を中心にエントリーするのがいいと思う。リレーは…」
何故か顔をそらす遥。
「別に今決めなくてもいいか」
リレーは練習しながら様子を見つつ、考えるということで。
「大変です、すごいの見つけちゃいました!」
江が「岩鳶高等高校水泳部地獄の夏合宿in無人島」という冊子を持ってやって来る。
「私たちもこの合宿のメニューに則って、無人島で夏合宿しましょう! 県大会に向けて!」
これを聞いた遥が一言。
「面倒くさい」
真琴は「海」とうワードにナーバスに。
かつては栄光の水泳部だったという江。岩鳶町ジュニア大会六位という成績を示す。
「微妙…」
「今の岩鳶水泳部に必要なのは持久力です。そして夏といえば合宿です海です無人島です」
部長、ご決断を。
「まぁ、いいんじゃないかな。県大会に向けて強化合宿ってのは」

しかし、
「そんな部費はありません」
のあまちゃん先生の一言。
ありがたいお言葉も頂いて、あえなく玉砕する水泳部の面々であった。

自分たちのお金で何とか行けないかなという渚に、
「そんな余裕はありません。自腹で揃いのジャージも作ったし、非ブーメラン型の水着も買ったし」
と怜。ジャージ、自腹だったのか。
「残念だけど計画倒れかぁ…」
「いや、俺がなんとかする。お金を掛けずに行く方法、考えてみるよ」
沈む江に、真琴が頼もしい一言を。

「何とかするって野宿…? それに島までの船代はどうするの?」
真琴が家の押し入れからテントを引っ張り出していた。
庭の隅に鼻が一輪刺してあるのを見た怜が、「これは…?」
「金魚の墓だ。真琴が昔飼ってた」
遥が答える。
「そういえばマコちゃん飼ってたよね、小学校の時。今でもここにあったんだ」
と渚が墓に向かって手を合わせる。釣られて怜も。

本格的なアウトドアグッズを遥の家で広げる。
「あとは交通費か…」
あまちゃん先生船でも持ってないかな。持ってないでしょ普通。
「いた! 持ってる人!」
笹部元コーチをピザの配達ついでに呼び出す。
「確かに家はじいちゃんのイカ釣り漁船がある。俺は船舶免許を持ってる。だが、ピザ一枚でそれを頼むか、フツー」
「そこをなんとかっ」
手を合わせて拝む真琴。
イワトビちゃんもつけるよ、と渚。それはいらないと笹部さん。
「ま、いっか。送り迎えだけならな」
喜ぶ面々。
「イカ釣り漁船でクルージング?」
訝る怜。

岩鳶駅まで江たちを送っていった真琴と遥。
また明日ー! と言って見送る。
海辺の道を喋りながら帰る二人。
不意に遥が立ち止まって、
「本当に大丈夫なのか、海」
と真琴に尋ねる。
真琴の脳裏にフラッシュバックする映像。荒れた海と、白装束の大人の列。
「大丈夫だよ、もう昔の話だし」
一体小学生時代に何があったんでしょう。

朝、寝ぼけ眼の家族に送り出される真琴。外へ出ると、石段の上で遥が待っていた。
港には皆が集まっていた。あとはあまちゃん先生だけ。
すると猛スピードで駆け抜けていく自動車が。
リゾート気分のあまちゃん先生登場。
画面が切り替わると、あるはずのあまちゃん先生の車がないw
「これ、つまらないものですが」
と笹部さんに菓子折を手渡す。
「あのーどこかでお会いしたことが?:
笹部さんに問われて青くなるあまちゃん先生。過去と何か関係でもあるのかな。
「いえそんなことは、初めてお会いしますけど?」
大漁旗を掲げて無人島へ出発する漁船。

船酔いした怜はトイレへ駆け込む。
何かと面倒くさい奴だなぁ。
「あっちにはスポーツ施設があるみたいね。五十メートルプールもあるわ。ここ使わせてもらえれば…」
「だから、そんなお金ないですから」
笹部さんからの差し入れはピザ。
遥のもってきたクーラーボックスにはサバが。
「どんだけサバ好きなんですか」
江に突っ込まれる遥であった。
「みなさーん、ちょっと来て下さい」
と怜が皆を呼んで連れて行った場所は、さっきあまちゃん先生が言っていたスポーツ施設だった。
そこでは鮫柄水泳部が練習を行っていた。
「せっかくだし会いに行こうよ」
という渚を、遥が制する。
「よせ。あいつとは県大会で会うって約束した」
いつのまにそんな約束を、と不思議がる真琴。
プールでは凜がなんか臭う、サバみたいなと。鋭い。
「おー松岡、よく分かったな。今日のお昼はサバカレーだ!」

海辺にテントを張っている岩鳶高校水泳部。
海辺にテント張るのって、危険じゃなかったっけ……
「それじゃあ、私たちはいったん宿へチェックインしましょうか」
あまちゃん先生と江は民宿に宿を取っていたのだ。

一周四キロの遠泳コースを三セット泳ぐのを目標に。
「怜は初心者だから別メニューを用意してる」
「いいえ、みなさんと同じで大丈夫です。遠泳の理論は完璧に叩き込んできましたから」
眼鏡を外してるのに、いつもの癖で眼鏡をあげる仕草をする怜。それに自分で気付いて赤くなるという。
「理論はいくら完璧でも、海は危険だから、同じメニューでやるならビート板かヘルパーを」
「選べ」
それらを装着した自分の姿を想像して、「美しくない」と沈む怜。
「それじゃあ、特訓開始ーー!」
海に向かって駆け出す渚。
「あ、ちょっとフライングはずるいです、渚くん!」
怜も後を追う。
それを眺めてぼーっとしている真琴に視線を送る遥。気付いた真琴が、
「心配ないよ。大丈夫だって。俺たちも行こ」
泳いで走って。ビート板の怜はどうしても皆に遅れがち。
遠泳終わって、ヘトヘトの怜。よくやったほうだよ、と真琴に慰められる。
「何か、特訓て感じだね。この合宿が終わればきっと僕たち滅茶苦茶強くなってるよ。県大会で勝って、次に地方大会で記録を出せば、その先は全国大会!」
「うん、夢みたいな話だけど、皆といけるとこまで行きたいな」
「実績を残せば、部費も増えるし、冬はジムのプールで泳げるようになるよ」
「だといいな」
「泳ぎ放題だよ!」
不安そうな怜を横目にはしゃぐ渚だった。

暗くなる前に夕飯にしましょう、と言うあまちゃん先生だったが、調味料を忘れていた。
宿で借りてきますと江が飛び出して行く。行った先で凜と出くわす。
凜と二人でベンチに座り、ただの偶然だと言い訳をする江と怪しむ凜だった。
「たまたま私たちも合宿で」
「合宿? プールは俺たちが使ってんのに、どこで泳いでんだよ」
「海…」
「大丈夫なのか、真琴は」
「え?」
「いや、何でもねぇ」
真琴に海で一体何があったの?
「お兄ちゃん、やっぱり皆のこと気にしてるんだなって」
「気にしてねぇ」
「でも、県大会で会おうって約束したんでしょう?」
「別にあいつらに会いたい訳じゃねぇ。俺はハルに勝つ、それだけだ」
江を民宿まで送っていってくれるという凜。案外優しいのね。

サバ&ホッケ! サバ&パイナップル!
そんなものをピザにのせてはいけません。ピザはどうやって調理したんだろうか。
食事中も浮かない顔の怜を見て、
「ね、どうしたの?」
と渚が声をかける。
「何でもありません」
と答えるが、
「怜、練習メニューのことなら、気にしなくていいよ。ゆっくり上達していけばいいから。それより俺はみんなでこうして一緒に練習したり、合宿できることの方が嬉しい。勿論記録も大事だけど、やっぱりこんな風に皆と泳げることが、一番嬉しいんだ」
「はい…」
微笑む怜。

テントの部屋割りでもめる四人。
渚は遥とがいいらしい。怜ちゃん、歯ぎしりしそうだもん。しませんよ!
結局、あみだくじで決めることに。
楽しそうな四人に、「どうしてあそこにお兄ちゃんがいないのかな」と漏らす江だった。

夜、眠れない怜は起き出して海へ入る。
「やっぱり僕ががんばらないと…」
星を見上げて「美しい」と言っているうちに…
「夜の海で泳ぐことは危険ですので真似しないで下さい」のテロップが。
天候が急速に悪化、薙いでいた海も、波が立ち始める。
ビート板を流され、怜、ピンチ!
その頃、怜がいないことに真琴が気が付いた。
外は凄い雨。荒れる波間に怜の姿を見つけて…「怜!」海へ飛び込む真琴だった。

posted by 松風久遠 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(9) | Free! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月07日

「犬とハサミは使いよう ♯6 雨降って犬固まる」


本田書店へ和人は本を買いに。
夏野に本名を書いてもらい、それを店員の桜に渡して買っているのだろう。
バッグを装着して本を買う姿は健気ですらある。
弥生が帰ってきて、和人をモフモフする。
「もうすぐ新稲葉からいなくなっちゃうかも知れないんだった」
意味深な科白を吐く弥生だった。

「そういえばもうすぐ新稲葉からいなくなっちゃうかも、なんて言ってたけど…」
「夜逃げでもするんじゃないの?」
本田書店で本が買えなくなる、本が買えなくなる…
「俺とあの本屋の間には、聞くも涙、語るも涙の話があるんだよ」
話を夏野に聞いてもらえなかった和人。
「仕方ないわね、聞いてあげるわよ、あなたと本田書店の出会いの話とやらを」

あれは去年の春、高校に入るため、新稲葉を訪れた時のこと。その日は住谷荘の管理人さんと始めて挨拶をする日だった。約束よりも一時間も早く着いてしまった和人は、本を求めて駅前の本田書店に入ったのだった。
店の中では客がクレームを付けているところだった。
秋山忍の傲慢。我慢出来なくなった和人は、割って入って、客に説教を始める。
時はすぎ、客はとっくに帰ったのにまだ説教を続けていた和人。
そこへ金属バットを振り上げた店主が和人に襲いかかる。
間違いとわかるなり、土下座。
お詫びに家の本を一冊持っていってください、と。サービスとはなんて良い店なんだ、と和人は喜々として本を選ぶのだった。
「これは大手書店でも希なマニアック本だ…! これがあるとはこの店やはり……!」
「お客さん、それを手にしたね、あんた…」
『この店主、この客、ただ者ではない!』
ついでにポイントカードも作っとくか、ちょっとおまけしとくね、と店主。
気が付けば午後五時、二時間のタイムロス。
慌てて書店を出る和人。
駅前ではどこから突っ込んで良いかわからない人物が待っていた。

回想開けると、夏野は寝ていた。
これはリベンジのチャンスでは、と貧乳を連呼する。
夏野覚醒。「九回ほど殺すわ」刈られる和人だった。

「本田書店の件、調べてみるか」
と、書店を訪れる和人。中では桜と弥生が言い争っていた。
和人を連れて店を飛び出す弥生。
「お姉ちゃんはお店がなくなっちゃってもいいと思ってるんだ」
「だから弥生、色々考えたのに」
「お店繁盛の秘密兵器なんだよ!」
旗つきの帽子を取り出す弥生だった。これを被るのは和人の役目だった。
「本田書店、本田書店をお願いしま〜す」
商店街を練り歩く弥生と和人。
女子高生に抱っこされてモフモフされる和人をネットで見て、殺気を飛ばす夏野だった。
アフロにも会う。この黒いマリモ被った人呼ばわりの弥生。
無駄に輝くあの人も現れた。
キラキラに感動した弥生は黒服に入れてもらう。
本田書店が輝いていないのなら、私が輝かせてあげるわ、とマキシ。
それはイヤだという弥生。
「パパのお店が好きだもん」
駆け出す弥生を追う和人。
夕刻、弥生を心配して店の前でうろうろしている桜。
そこへアミがやって来て、本を手渡す。
読んでおくね、という桜に、ネガティブ思考のアミはどんどん自虐的になっていく。
今度はネガティブキャラか。

帰り道がわからなくなった弥生は、泣き出す。
和人は道なら自分がわかるから、と励ますのだが。
お菓子で釣ってみるものの、弥生には通じず。
本気で泣き出した弥生に手を焼いていると、そこへ夏野がやって来て、発信器をつけてあることを殊更言う。
帰りましょうという夏野に、今日は帰りたくないという弥生。
「何で帰りたくないの?」
「お姉ちゃん、弥生のこと怒ってるから」
謝りに帰ることに。
開口一番、出て行ったきり戻ってこないから、心配したのよと桜。
ごめんなさい、夜遅くなちゃったことも、お姉ちゃんを大嫌いっていっちゃったことも。
いいのよ、いいんだから、と弥生を抱きしめる桜だった。
「知り合いにこの店の熱狂的なファンがいるの。お店がなくなったら悲しむのもわかるわ。で、その辺りどうなのかしら、本当にここ、潰れるの?」
「そんなことありません!」
誰がそんなことを? その弥生がよ。
父母の喧嘩を見て、離婚→一家離散→慰謝料→天涯孤独になると思ったようだ。
お父さんとお母さんは本気で喧嘩してるわけじゃないのよ、と桜。
「ほんと? だっていつもパパがママにすっごく殴られて」
そこへ転がってくる店主。
「大丈夫、これはこれで愛情表現なのよ」
結論、私たちが離れ離れになることも、お店が無くなることもないのよ。

言葉が通じるって大事なことだよな。
恩人の夏野にそのへん言っといた方がいいんだろうか、と考える和人だったが、帰ったらお仕置きね、の言葉に考えを変える。
「ねぇ、今私に感謝してたでしょー?」
「全然−!」


posted by 松風久遠 at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 犬とハサミは使いよう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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