2013年08月31日

運命以前17


ハイ、運命以前第十七回をお送りします。

ヨウランのピンチは大したことないですが、
シンのピンチは大変です。
シン、ピーーーンチ!!

では、どうぞ。



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2013年08月30日

「戦姫絶唱シンフォギアG ♯9 英雄故事」


未来が爆発に巻き込まれて死んだと思った響は、その場に座り込んでしまう。
変身も解け、胸からはあのカサブタがボロボロと落ちる。
そこへ現れたのは翼さんとクリスちゃん。
特にクリスちゃんの見せ場でした。
少しずつ何かが狂ってく、壊れていきやがる。私の居場所を蝕んでいきやがる。
私がソロモンの杖を起動させてしまったばっかりに。何だ悪いのはいつも私のせいじゃねぇか。
え、そうだったの?
全力全開で戦ったクリスちゃん。肩で息をするほどに。

第三勢力の存在を示唆する弦十郎。

この手は血に汚れて…セレナ、私はもう……
ナスターシャ教授が米国政府に情報を売ろうとしたこと、マリアにフィーネが宿ったことも芝居だったことをウェル博士が切歌と調に暴露する。
すべてはウェル博士を計画に荷担させる為。

お口の周りを汚してナポリタンにかぶりついているクリスちゃん。
「なんか頼めよ、奢るぞ」
「夜の九時以降は食事を控えている」
プロ根性ですな。
「そんなだから、そんなんなんだよ」
「何が言いたい、用が無いなら帰るぞ!」
「怒ってるのか?」
「愉快でいられる道理が無い。FISのこと、立花のこと、そして仲間を守れない私の不甲斐なさを思えば」
「呼び出したのは、一度一緒に飯を食ってみたかっただけさ。腹を割って色々話し合うのも悪くないと思ってな。私らいつからこうなんだ。目的は同じ筈なのに、てんでバラバラになっちまってる。もっと連携をとりあって…」
「雪音。腹を割って話すなら、いい加減名前くらい呼んでもらいたいものだ」
「はあーー? それはおめぇ…」
クリスちゃんが口ごもってる間に、翼さんは行ってしまった。

フィーネのことも、人類救済の計画も一時棚上げしようとしたことも、本当だというマリアに、不満をぶつける切歌と調。
ソロモンの杖を切歌と調に向けるウェル博士の間に入り、ウェル博士をかばうような仕草を見せるマリア。
「いつわりの気持ちでは世界を守れない。セレナの思いを継ぐことなんて出来やしない、全ては力、力をもって貫かなければ、正義を成すことなど出来やしない。世界を変えていけるのは、ドクターのやり方だけ。ならば私はドクターに賛同する」
「そんなの嫌だよ。だってそれじゃあ、力で弱い人を抑え込むってことだよ」
調が反抗するが……
ウェル博士は得意げに、計画の軌道修正に忙しくなりそうだ、来客の対応もありますからねと部屋を出て行く。来客ってまさか?!
未来が生きてた。まずは良かったけど。

未来の通信機を見せられる響たち。
発信記録を追跡した結果、破損されるまでの数分間ほぼ一定の速度で移動していたことがわかった。未来は死んでいない、何者かに連れ出され、拉致されていると見るのが妥当な所。
気分転換に身体でも動かすか、と弦十郎に言われ、ハイ! と嬉しそうに返事をする響。
弦十郎の歌に乗せてランニング。訳のわからない修行、縄跳び、バランスを取る修行。凍った肉の塊に向かってパンチの練習。山に登る。生卵を飲む。
「どいつもこいつもご陽気で、私みたいな奴の居場所にしてはここは温かすぎんだよ」
クリスちゃん、こんな時に言う科白?!

セレナの聖遺物を眺めながら、歌っているマリア。
未来を捉えてある部屋のなかだった。
助けてもらったことの礼を言う未来。
あのとき、壁をぶち破って現れたマリアによって、「死にたくなければ来い!」と言われ手を伸ばした未来。
ここまで未来を運ぶように指示したのはウェル博士だった。
今後の計画遂行の一環でそうさせたというウェル博士。

マリアがフィーネでないのなら、きっと私の中に…
思い悩む切歌だった。
「マリア、どうしちゃったんだろう。私、マリアだからお手伝いがしたかった。フィーネだからじゃないよ。身よりがなくて、泣いてばかりの私たちに、優しくしてくれたマリア。弱い人の味方だったマリア。なのに…」
調は怖くないのか、マリアがフィーネでないのなら、その魂の器として集められた私たちがフィーネになってしまうかも知れないんですよ、と切歌。

寝床にいる響。
もう少し、もう少しだけ待って、未来…
その時響の中で水晶のような物体が息づいていた。
苦しむ響。

人類は一同に新天地にて結集しなければならない、その旗振りこそが、我々に与えられた使命だとウェル博士。
米国の哨戒艦艇が見つかる。
こうなるのも予想の範疇、せいぜい派手に連中を葬って、世間の目をこちらに向けさせるのはどうでしょう。
「そんなのは弱者を生み出す、強者のやり方」
「世界に私たちの主張を届けるには、格好のデモンストレーションかも知れないわね」
とマリア。
「私は、私たちはフィーネ。弱者を支配する強者の世界構造を終わらせる者。この道を行くことを恐れはしない」

ノイズのパターンを検知した響たちにも米国の哨戒艦艇から応援の要請が。
応援の準備に当たるといって駆け出す翼さんを追おうとする響だったが、クリスちゃんに止められる。
ネクタイを引っ張って、「死ぬ気か、おまえ!」
「ここにいろって、な。おまえはここからいなくなっちゃいけないんだからよ」
頼んだからな、と去って行くクリスちゃん。

ウェル博士の放ったノイズたちが、次々米国兵を炭に変えていく。
唇を噛むマリア。
「こんなことがマリアの望んでいることなの? 弱い人たちを守るために本当に必要なことなの?」
答えないマリア。
調は駆け出す。そして、輸送機のドアを開ける。
「マリアが苦しんでいるのなら、私が助けてあげるんだ」
外に飛び出す調。
調の変身シーン。
シンフォギア装着。
「連れ戻したいのなら、いい方法がありますよ」
とウェル博士が囁くのだった。
ノイズを屠っていく調。次々切り刻んでいく。
背後に迫ったノイスは、加勢に来た切歌がやっつけてくれた。
しかし、切歌は調の首元にアンチリンカーを注射するのだった。
適合係数を引き下げるために用いるもの。
調のシンフォギアが解けた。
「あたし、あたしじゃなくなってしまうかも知れないです。そうなる前に何か残さなきゃ。調に忘れられちゃうです。例えあたしが消えたとしても世界が残れば、あたしと調べの思い出は残るです。だからあたしはドクターのやり方で世界を守るです。もう、そうするしか…」
そこへ、翼さんとクリスちゃんを積んだカプセルが海中から打ち上げられて、二人が甲板に現れる。
翼さんは切歌と交戦、クリスちゃんは弱った調を確保。
勝負は付いたかに見えたが…
ウェル博士が、傾いた天秤を元に戻しましょうか、出来るだけドラマチックに、出来るだけロマンチックに。
輸送機から何かが落ちてくる。
聞こえてくる歌の主は……
未来だった!
シンフォギアをまとった未来が自意識のない状態で現れた。

未来のシンフォギアがあんまり格好良くない…
本人の意識はないんだろうけど、未来相手じゃ戦えないよなぁ。
って、弦十郎が歌ってた歌のタイトルが「英雄故事」?!
怪しげな中国語の歌だったなぁ…



posted by 松風久遠 at 17:13| Comment(0) | TrackBack(3) | 戦姫絶唱シンフォギアG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月29日

「Free! ♯8 逆襲のメドレー!」


笹部コーチが送れて到着。
やっぱり前にどこかで会ったことあるような、とあまちゃん先生を見て言う。
あまちゃん先生は笑ってごまかすが、この謎は最終回までに解決されるんだろうか。

遥は凜に負けたことを自分でも驚くくらいショックに感じていた。
シャワーを頭から被りながら、
勝ち負けなんてどうでも良かったはずだ…
あいつと戦えば自由になれるはずじゃなかったのか…

一方の凜はしてやったり感たっぷり。
似鳥に「それに七瀬さんにも勝ったし!」といわれて余裕の笑み。

御子柴部長は大会新記録を出していた。
さすが部長−。
戻ってこない遥を心配する怜。
ちょっと見に行って来ますと席を立つ怜を、真琴と渚も追い掛ける。
残された江は複雑な胸の内を吐露する。
私、見たかったんです。お兄ちゃんと遥先輩が一緒に泳ぐとこ…でも、なにか違う気がして……

廊下で怜の腕を掴み、歩みを止めさせる真琴。
そこへ凜がやってくる。
遥が戻ってこないと言うと、
「それほど俺に負けたのがショックだったのか、勝ち負けにはこだわらない、タイムなんて興味ねぇなんて言ってたくせに」
「勝ち負けじゃない、何か別の理由があったんじゃあ…」
という怜に、睨みを利かせる凜。
「水泳に勝ち負け以外に何があんだ?!」
「あるよ。少なくともハルはあると思ってる。だから凜との勝負に挑んだ。それを最初に教えてくれたのは、凜、おまえだろ」
想い起こされる小学校時代のリレー。
「知るかよ! とにかく俺はハルに勝った。それだけだ」
去って行く凜。
遥を探しに行こうという渚に、今はそっとしておいてやろうという真琴。
「今は、自分に出来ること精一杯やろう」

「やっぱり呼んで来る! 僕たちが泳ぐところ、ハルちゃんにも見ててほしいから!」
席を立って走って行く渚。

遥はロビーのソファに座りこんでぼーーっとしていた。
あのとき、もし凜が勝っていれば、こんな思いをすることもなかったのか…
凜はオリンピックの選手になる為に泳いでる、じゃあ、俺は…? 何の為に泳ぐんだ?
そこへ渚がやってきて、マコちゃんの試合が始まるよ、と。俺はいいという遥を無理矢理連れ出す。
真琴は二位ながら、入賞タイムに惜しくも届かなかった。
プールから上がって、客席に遥の姿を見つける真琴。目が合って、遥は視線を外すが、真琴はにっこり笑うのだった。
次は渚の番。

バスの中で、一人真琴の言ったことを頭の中で反芻している凜。
夏の車内は高温で危ないですよー。

渚は後半の追い上げは凄かったが、入賞は出来なかった。
怜の番。完璧なフォームじゃないかと笹部コーチに褒められるも、ゴーグルがずれてしまい…
皆の泳ぎをじーっと見つめながら、遥は何を思ったのだろうか。

「やりきったって感じだよね」
大会が終わって、駐車場に集まる水泳部。
遥は先に帰っちゃったらしい。
「終わっちゃったね」
「ああ」
「でもやっぱり僕たちも地方大会行きたかったです」
「あれだけがんばって練習してきたんだから、誰か一人ぐらいいけるかもって思ってたけど、現実は厳しかったか」
「水泳は奥が深いです。やはり理論だけでは勝てない。燃えてきました」
「まぁ、今更燃えてもしょうがないけどね」
ここで江が爆弾発言を。
「いいえ、しょうがなくありません。まだ明日があります。大会二日目。皆さんに内緒でメドレーリレーにエントリーしてました!」
ええーと驚く三人。
天方先生には言ってあったんですけど…
それじゃあ、リレーに勝てば、地方大会に出られるってこと?
何も練習してないのに無茶だと真琴に言われるも、遥先輩が乗り気じゃないって聞いてたんで言い出せなかったという江。
やりましょう、これは僕たちに与えられた最後のチャンスです。例え練習してなくっても、やってみる価値はある! と怜。
頷く真琴と渚。

遥の家に行くが、まだ帰っていない。裏から入ろうってセキュリティ甘すぎ。
遥の家に堂々と上がり込む一同。怜だけが勝手に人の家に…! と常識的な思考。
怜が小学生時代の遥たちが写った写真を見つける。
ハルちゃん、リレー出てくれるかな…
写真を見やる渚。

学校のプール。遥は優雅に浮いていた。
結局、俺は何を望んでたんだろう。俺はどうしたかったんだ。俺は何の為に…

夜九時を過ぎても遥は帰ってこない。
ケータイにかけてみることに。だが、繋がったのは留守番電話センターだった。
メッセージを吹き込むことに。
ハルちゃん、今どこにいるの。早く帰ってきて下さい、皆心配してます。遥先輩ごめんなさい、私、メドレーリレー、勝手にエントリーしちゃったんです。そうなんだ。だからハルちゃん、明日皆で泳ごうよ。僕なら大丈夫です理論なら明日の朝までに完璧に叩き込んでおきますから。怜ちゃんそれ失敗フラグー。そこは失敗フラグ回避の理論も一緒に叩き込めば…
だが、遥はケータイを家に置いて行っていた。
「たぶん、ハルは泳がない、棄権しよう」
真琴が言う。

遥が家に戻ると玄関の明かりがついている。
不思議に思って戸を開けてみると、玄関で真琴が眠っていた。
真琴が持っていたケータイを抜き録って、留守番電話を聞く遥。
真琴を揺り起こす遥。
「泳ぐんだろう、リレー」
事実を理解して、嬉しそうな顔になる真琴。

渚の部屋が変だったw
怜の部屋はシックな感じで。
江は女の子らしく。
遥がリレーに出ることをそれぞれ伝えられて喜ぶ。
送れてきた怜と渚に、遅かったじゃないと江。
「実は僕たちさっきまで学校のプールで引き継ぎの練習をしていたんです!」
ハルちゃんとまたリレーができるのが嬉しいんだ、と渚。

ロビーのソファに腰掛けていた凜の元に似鳥がやって来て、七瀬さんたちがリレーに! と告げる。
走ってプールサイドに向かう凜。
リレーにエントリーしていたことを悔しがる。
あの泳ぎ、何者も寄せ付けないダイナミックな泳ぎ、あの頃とちっとも変わんねぇ。真琴の泳ぎ!
忘れやしねぇ、あの渚のストローク。後半の追い上げ、手が伸びるような錯覚を起こす、ストローク!
あいつは…なんだそのバッタは…なってねぇ、なんでおまえみたいのがあいつらと一緒に泳いでやがんだ。
歯を食いしばって悔しがる凜。
スタート位置に立った遥は、プールサイドの凜を見つける。
答えは、まだ見つからなくていい。今はただ……
遥がスタートを切ったところでお仕舞い。

果たしてリレーの順位は?
遥の答えは見つかるのか?
地方大会行けるといいね。


posted by 松風久遠 at 17:12| Comment(0) | TrackBack(2) | Free! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月28日

「犬とハサミは使いよう ♯9 犬無いところに煙は立たず」


本田書店にて、本の買い物。
ストーカーが今でも時々襲ってくると、その度に返り討ちにしていると。夏野はしれっと言う。
入り口の窓に怪しい影。
「おすすめの本があるんです。良かったら読んでみませんか?」
と桜が取り出したのは、「蛍星恋話」藤巻忍著。温泉にあった、あの本だ。
マンションに帰り着くと、和人が真っ先に部屋が荒らされている! と異変に気付くのだった。
一見、どこも荒らされているようには見えないが、本が一冊増えている、と。
増えた本とは「蛍星恋話」藤巻忍著。だった。
「私じゃないわよ、あなたが買って忘れてたんじゃないの」
和人が一度買った本を忘れる訳が無い。
それじゃあ、一体?
あのストーカーが? でも円香が窓ガラスを破ってきてから、警備会社にも頼んでいるのに、どうやって?
手ががりはこの本だけなんだから、と和人は本を読み始める。
夏野も読むと言い始める。
書店では桜が映見にあの本、夏野さんとわんちゃんが買って行ったわよ、と話していた。
不覚にも本を読む夏野の姿にときめいてしまう和人。
何故だ、何故こんなに胸が高鳴る…
もう辛抱たまらーんと、夏野の胸にダイブする和人だったが、ゴミ箱へ犬神家よろしく突っ込まれるのだった。
言えない、夏野の読書姿にときめいてしまったなんて。
あらあらあら、活字オンリーじゃなかったかしら?
「わかったよ、惚れればいいんだろ、夏野さん、大好き!」
「なによ、急に、このエロ犬は〜」
赤くなってもぞもぞする夏野。
それより気付いた? この作家、本当に新人かしら。新人作家にしては完成されすぎているし、キャリアのある作家が、わざと作風を変えて書いた…そんな印象さえ感じたわ。
俺も気付いたことがある、この本、おまえの、秋山忍の本にそっくりだ。
ええそうね、読んでいてまるで自分が書いたような気がしてきたわ。
秋山忍の強い影響、執着にも似た強い思い。何者なんだ、藤巻蛍って。
検索サーチでググってみるが…経歴は発表していない。
あれに頼るしかないわね、と柊編集者を呼びつける。
何故かパラシュートで降下してきた?!
藤巻蛍について知っていることを全部吐きなさい。
柊から得た情報。住所、性別、年齢、家族構成まで。
本名まではわからなかったが、まさか女子高生作家だったとはね。
しかもあの、大澤愁山の娘だったとはな。
秋山忍に似てるってこと意外に、気になることがあるのだが、それがよくわからないんだよなぁと和人。
藤巻先生のデビューには色々と謎がありまして、と柊。
実力は確かですが、先方に大澤先生の圧力があったとか。あくまでも噂です。
とにかく行ってみるしかなさそうね。
行くってどこへ?
決まってるじゃない、藤巻蛍の所よ。

藤巻蛍の住所は、浅野台駅、和人の高校がる街だった。
自然と本屋に入ろうとする和人を、引き留める夏野。
「そこまでくると、もう病気ね」
受験なんかよりおまえのほうが大事なんだから、と受験の日の話をする和人だったが、夏野がそのワードに反応する。
「今なんて言ったのよ、もう一度言いなさいよ」
ともじもじしながら問う夏野。
「受験より、おまえの本の方が大事だって言ったけど」
「本?」
「そう、おまえの本」
勝手に勘違いしといて、デレた夏野が和人をお仕置き。
電柱に、怪しい人影が……

「約束、だよ」
窓辺で一人佇む映見が呟いていた。

廃工場跡を、近道だからと通る和人たち。
「思い出に浸っているところ悪いんだけど、私たち、囲まれてるわ」
温泉の時と同じように、商店街の人々が、大挙して押し寄せた。
これも藤巻蛍の仕業なのか? それを確かめる為にも、この状況を何とかしないと。
犬キャノン…
哀れ和人は先陣切って、人々の中へ放り込まれるのだった。
気付くと夏野が全部片付けた後だった。
「答えはあいつに聞いてみましょうか」
現れる、怪しい人影。とは、大澤愁山だった。
「で、どうしてこんなことをしたのか、説明して頂けますかしら?」
縛られて吊されている大澤愁山。
「これ以上、こんなことを続ければ、ついうっかりおもらししてしまうかも知れないぞ。儂ももう年だからな、下の具合はすこぶる悪いのだ」
下ネタかよ!
夏野に蹴りつけられる愁山。
「私の部屋に本を置いたのもあなたね? 警備会社のセキュリティを破ってどうやって進入したの?!」
「その警備会社のオーナーに頼んで、こっそり警報装置と部屋の鍵を外してもらったのだ」
「なんで警備会社がそんなことを」
「あの会社の社長は儂の幼なじみでな、小学生の頃、奴が大きいのを漏らしたのをかばって以来、儂の頼みは何でも…」
「下ネタかよ!!」
「なんでそんなことをしたの」
「決まっている、娘に頼まれたからだ。秋山忍に本を渡してほしいと」
どうしてあんなわかりにくいやり方をするのかと問うと、貴様は娘に悪影響を与えかねんからな、と。娘に近づくのも、作家を名乗っているのも汚らわしいと。
要するに親ばか父さんが娘可愛さあまりに暴走したってことか。
「娘をたぶらかす鬼め、悪魔め、腐れ外道め。所構わずハサミを振り回す無頼漢め! そんなことだから、暴徒に襲われたりするのだ!」
ハサミ一閃、縄を切り落とす夏野。
「やっとわかったわ、大先輩。今、そんなことだから襲われるんだって言ったわよねぇ。つまり、あの男達はあなたが仕掛けた訳ではないっていうことね」
「ということは、黒幕はこいつじゃなくて…」
「そう事件の黒幕はやっぱり藤巻」
娘には関係ない、全ては儂がやったことだと、娘は何も知らない、本当に何も…!
藤巻蛍の狙いが何かまでは分からなかった。
だが、娘はおまえに会いたがっている。

メモの住所は東川高校だった。
和人のクラス、二年A組、そこからいってみようか。
夏野とは別れて、和人は図書室へ。部屋の奥の小部屋に入る和人。夏野の大罪シリーズを押しのけて、出てきた原稿用紙の束。
そこへ、
「やっぱり和人くんなんだね…お帰りなさい、和人くん」
大澤映見がそこにはいた。

posted by 松風久遠 at 18:35| Comment(0) | TrackBack(1) | 犬とハサミは使いよう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「BROTHERS CONFLICT ♯9 夢幻」


戸籍謄本には日向麟太郎の「幼女」と記されていた。
パパは本当のパパじゃなかった……!
公園のベンチで雨に濡れながらパパのことを思っていると、七男棗が現れる。
主人公が帰らないという連絡をもらって探していたのだという。
次男に連絡をいれようとする棗を、帰りたくないんですと押しとどめる主人公。
棗のアパートに行くことになる。
棗の飼っている二匹の猫は梓と椿というらしい。なんで兄弟の名前なのかは話すと長くなるというので、とりあえず中に入ってシャワーを浴びる。
替えのスウェットがジャストサイズなのは何故。棗のならぶかぶかの筈。抜かったな、スタッフ。
戸籍謄本を棗に見せると、どんどん自分を追い込んでいく主人公。
帰ろうとすると、棗に抱きしめられて、キスされる。
主人公の魔性はついにマンション外にも広がっていた……!
「これだけは言っておく、俺は生半可な気持ちでキスなんかしない。他の兄弟たちと同じように俺もおまえに夢中になっているってことだ」

主人公が朝食を作っていると、シャワーから上がった上半身裸の棗が出てくる。
エエ身体してまんなぁ。
昴の手前もあるし、だいたいは走ってるという棗。
朝ご飯を机に並べて、あの連中毎朝こんなうまそうなもん食ってんのか。ちょっと羨ましいなという棗に、照れてそんなたいしたものは作ってませんと答える主人公。
そこへ八男とジュリがやってくる。
昨日主人公がシャワーを浴びている間に家に連絡したのだそう。俺の家にいることぐらい言っとかないと、誰かが警察に通報しそうな勢いだったから、
八男に、「謝ることない、無事ならそれでいい」と言われるが、ジュリはそうは行かなかった。棗によくもチィをかどわかしたなー! と顔に飛びかかってしまった。
朝ご飯が済むと、八男が良かったらこれ着てみて、と洋服を取り出す。髪もアレンジしたいな。
先に棗がマンションへ行って話を通しておくことになり、主人公はおめかしすることに。
戸籍謄本を八男とジュリにも見せるのだが、八男が公園でボートに乗ろうと言い出す。

八男が話し出す。自分も兄弟の誰とも血が繋がっていないことを。
チィちゃんと同じ、僕も養子。
施設にいて、二歳の時美和さんに引き取られた。養子に来た時には七男まで兄さんがいたけど、昴から下の五人は生まれてなかった。だから五人はこのことを知らない。
子供の頃はよく悩んだ。母さんは皆と同じように接してくれて、だけどだからかえって意識した。自分が養子だって事。血が繋がってないと本当の家族じゃない気がして自信が持てない。だから自分がいていいのかわからなくなる。
頭では分かってるつもり、でもやっぱり違うんだよね。でも、そのうち考えが変わってきた。僕のお母さんは美和さんで、家族は朝比奈家の皆。そう思うようになった。
「チィちゃん、大切なのは血じゃない、繋がっているべきなのは心」
八男は二歳の時の記憶があるんだろうか…朝比奈家の父は?
「一緒に帰ろう。あのマンションは僕たちの家、家族のいるところだから」
そしてほっぺにキス。

主人公の胸で居眠りを始めるジュリ。
「ジュリさん、昨日の夜、全く眠れなかったみたいだから」
八男までもが欠伸をして、眠ってしまった。
釣られて主人公も夢の中へ。
夢の中では人間になったジュリが! キャー! 一番カッコイイ! 好みだーー!!
一度で良いからこうして人間としてチィと向き合いたかった。その夢が叶った。
チィの生い立ちは全て見てきた。私は全て知っていたのだ。チィの本当のご両親はチィがまだ生まれたばかりの頃に相次いで亡くなった。そんなチィを実の子として引き取ったのが、麟太郎だったのだ。麟太郎はチィを心から愛し、育て上げた。
でもいつかは真実を話さなければ、と思っていたはずだ。中々言い出せなかっただけで、チィのことを愛していたが故に。
だから私も言い出せなかった。済まなかったな、悲しい思いをさせて。
「いつも側にいてくれてありがとうね」
ジュリに自分から抱きつく主人公。
「言うつもりはなかったんだが、どうしても伝えたいことがある。愛しているよ」
ほっぺにキス。
夢、終わり。
今のは夢? と、ケータイが鳴り、パパからメールが。「近々日本に戻ります」と。
添付されていた写真は夢で見たのと同じ風景だった。

マンションは帰り、いの一番で謝る主人公。
皆が言ってくれるおかえりなさい、と。
心配かけたおしおき、覚悟しておいてね、という末っ子にビックリするが、それは十二男の残したメモの内容と同じだった。
主人公は夕食を作ることを買って出る。
ぼく、ハンバーグがいいな、カレーも食べたい。ハンバーグカレーは? と末っ子がまとわりついて来る。
夕飯はハンバーグカレーに決定。
寸胴鍋にいっぱいのカレー。男どもはハンバーグの成形を。
「やっぱりチィは笑った顔が一番だな」
とジュリ。

何で主人公が養子である必要があるんでしょう。
兄弟たちと他人であることを強調するため?
うーん、よくわかんないなぁ。

posted by 松風久遠 at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | BROTHERS CONFLICT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月27日

「サマーヌード 第八話」


「好きになってんじゃん、俺」
このサブタイトル、電話連絡だけで距離を縮めたナツキとのことだったら興ざめだ。
三年間想い続けたカスミ、十年側にいてくれたハナエを蹴飛ばして、新参者のナツキに想いが向いたとなると、ますますこのドラマの人間関係の距離感がわからない。

ナツキは新しい職場にも慣れ、仕事は軌道に乗り始めた。
ヒカルはアシスタントディレクターとしてこき使われる日々。
ハナエは就職活動を始めるが、彼女には会社役員の肩書きがあるんだから、する必要ないと思う。
老人好みの趣味が多種あるハナエには、老人介護の仕事が似合うんじゃないかというセツコの言葉にあっさり触発されて、介護士の勉強を始めるあたり……

朝日のもとには専門学校時代の友人、山田ハジメがやって来る。
日本人カメラマンとして初めて起用されたというポスターを自慢げに見せる。
小さな写真館で燻ってる自分と世界を股にかけるハジメの実力の差に、朝日の中で動くものがあったらしく。
写真コンテストの募集記事を読んだりしてみる。
朝日の家に泊まったハジメはタカシと意気投合。
ハジメは朝日からもらった「どこでもドア」の写真メールがなかったら、写真家にはなっていなかった。人の人生変えといて、もっとちゃんとしてもらわなきゃ困るんだよね。
渋谷の交差点の看板のポスターの仕事が決まった、交差点の看板二人で埋めようぜって約束しただろう。
ハジメは飛行機に乗り遅れて、現場にこれなくて、「これで間に合うぞ」というどこでもドアの写真に救われたのだという。

ナツキに電話。超売れっ子カメラマンになったハジメの話をする。私もあんたの写真に人生変えられたから。結婚式の写真送って貰わなければ電話もしなかったし、青山でも働かなかったと。
青山の閉店パーティーに行きたいけど、休みが取れるかどうかわからない。
朝日からメール「これで来られるでしょ」とどこでもドアの画像添付メール。

俺、逃げてた。東京からこっち戻ってきて、母は死んだのに東京に戻らなかった。写真から逃げたんだ、と朝日港区でこぼす。

ハジメとの約束も守んないといけないし、逃げたと思われるのもシャクだし、ここをやめてフリーになろうとおもいます、と館長に告げる朝日。自分の実力を試したくなって。

ボスがOKくれたと、ナツキが港区に帰ってきた。

posted by 松風久遠 at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | サマーヌード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月26日

「プリズマ☆イリヤ」


行きがかり上、魔法少女になってしまったイリヤ。
そんな風に、ぬる〜い調子で進む話なのかなと思ってたら、ところがどっこい、中々、ハードな内容だった。
二戦目の敵がえらい強い。先輩の魔法少女たちでも歯が立たないくらい。
窮地に陥ったイリヤは、無意識のまま潜在能力を覚醒させて、敵に立ち向かい、見事撃破するのだった。

魔法少女といっても成り立てのイリヤは、右も左も分からず、戦い方も勿論知らない。
そう現実は甘くないのだ。
既存の魔法少女ものに一石を投じるような内容に、密かに今後も期待。
マギカまどか以来、そういうのが流行ってるのかな?


posted by 松風久遠 at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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