2013年07月18日

「free! ♯3 理論のドルフィンキック!」


くしゃみをする遥。
死んだばあちゃんがいってた。くしゃみするのは誰かが噂してるからだって。
すかさず真琴がポケットティッシュを差し出す。
何て気が利くんだ。
凜ちゃんが噂してるんだよ、という渚に、普通に風邪だよね、という真琴。四月にプールで泳いだりするから。プールで風邪なんかひくほどやわじゃない、と強がる遥だったが、またくしゃみ。
屋外プールで泳ぐのはまだ早い。それまでは体力作りだね、という話に。
「江ちゃんから聞いたんだけど凜ちゃん鮫柄水泳部に入ったんだって」と渚。
これでまた試合で会えるが、リレーをやりたい渚に遥はフリーしか泳がないといつもの科白。
だいたいリレー出ようにも、三人じゃ足りない。
「あと一人部員を見つけなきゃいけないってこと?!」

渚が同じ電車通学の竜ヶ崎怜と鉢合わせる。
水泳部に入ってくれないかと、頼む前に先回りして水泳部になら入りませんよと言われてしまう。
僕は既に陸上部に入ったので、と電車を降りていく怜。
毎日一駅分走っているらしい。

プールサイドで水面を見つめる遥。
くしゃみを一つ。完璧に風邪ひいたな。
「早く潜りたい」
散っていく桜の花が水面に落ちて行く。
泳げるのはまだ当分先だな。六月に入ってからかな。

江がスイミングクラブのチラシを持って、家みたいな屋外プールしかない学校は、オフシーズンはこういう場所を借りて練習すればいいと言う。
「このジム、まともに入会すればかなり高いよ、それが部費で使えるなんて」
ところが、
「そんなの無理に決まってるでしょう」
とあまちゃん先生に一週されてしまう。
新設の、何の実績もない部にそんな部費出るわけがないと。
夏の大会で記録を出せば、二学期の予算会議で申請が通るかもしれない。でも会議でアピールするには選手四人はいないと弱い。
「あと一人で泳ぎ放題……!」
遥がやる気満々に!
廊下の適当な二人に声をかけ、イワトビちゃん水着バージョンストラップを出し、「これをやるから水泳部へ入れ」と無茶な勧誘を。
「いりません」と男子生徒二人はあっさり即答。去って行く。

水泳部募集の前衛的なポスターを貼っている渚の横を、怜が通りかかる。追い掛ける渚は一緒に帰ろうよと誘うが、これから部活なのでと断られる。
怜の下駄箱の中には消臭剤が…! どんだけ神経質なんだ。
「いくら話しても、水泳部には入りませんから」
「竜ヶ崎君、つれな〜い……」
しょげる渚。
だが、竜ヶ崎の名前を知って……ピンときちゃった。
「もうね、ほんと間違いなく一押しなんだよ」
グラウンドに水泳部の面子を引っ張って来た渚は、
「これって運命だと思うんだ、名前だよ、名前! そう、竜ヶ崎怜ちゃんていうの。僕たちと同じなんだ。男なのに女みたいな名前」
「そこ?!」
江に突っ込まれる。
「でも凄い三角筋…!」
またキラキラする江。筋肉フェチは止まらない。
「そこ?!」
これもまた真琴に突っ込まれる。
怜の棒高跳びを見学する。
おおーーーと感嘆する四人。
「すごいキレイなフォームだ」
あれなら飛び込みも上手そうだね、と真琴。
「上腕二頭筋もキレイ!!」
「だから、そこ?!」
江の筋肉フェチのツッコミは真琴の仕事に決まったらしい。

駅の待合室で怜を待つ渚。
怜がやってくると、駆け寄って行く。
「おーい、怜ちゃん」
「怜ちゃん?!」
「僕のことも渚って呼んで」
「呼びません。第一そんな親しくもない…」
じゃあ、これから親しくなろうよ水泳部にも入って、と馴れ馴れしく近づくが、入りませんと冷たい返事が返ってくる。
「僕は美しいスポーツにしか興味ありませんので」
かけもちでもいいよ、と渚は言うが、掛け持ちもしないと断られる。
理論派の怜には人類は陸で生きるために進化したのに、それを何故また退化する方向に遡り、水の中でスポーツしなければならないのか、意味が分からないと。オーバーリアクションで語ってます。

夕暮れ時、並んで帰る真琴と遥。
なんか大会に出るって流れになってるけど、遥は本当にいいんだよね、と真琴が尋ねる。
また凜と勝負するようなことになっても、それでまた凜に勝つようなことがあっても。
あいつもまた泳ぐ気になってる。それでいいと遥。

怜が棒高跳びで失敗した。
コーチが言う。頭で計算して跳んでるだろう。確かにフォームは完璧だが、ただそれだけだ。型にはまりすぎてる。今のままじゃ記録は伸びない。

江が鮫柄との合同練習を取り付けてきた。
「さすが敏腕マネージャー!」
だが、合同練習というからには最低でも四人必要だと。

渚が行動に出る。怜の一駅分走る、に一緒に参加することに。
何の用件かと聞かれて、水泳部に入って欲しいってことなんだけど、それより合同練習までにあともう一人部員が欲しいんだと言うことを伝える。
何故自分なのかと問う怜に、名前が女の子みたいだから、というが、続けて棒高跳びのフォームが凄くキレイだったからだと言う。
ちょっと嬉しそうな怜。
「水の中を手足をバタつかせながら進み、酸素を吸おうと必死にもがいて水面から顔を出す、そんな姿が美しいわけがない!」
またアオリで力説する怜。
「そうかなぁ。でも、ハルちゃんの泳ぎはキレイだよ」
「また、ハルちゃんですか」

校門前で息を切らせている渚の元に、遥と真琴が居合わせる。
そこへ怜もやってきて。
「あなたがハルちゃんさんですね」
「ちゃんづけの上にさんづけはやめろ」
仮入部でよければその合同練習にいってあげてもいい、という怜。
ただし条件がある、自分は泳がない。

鮫柄高校屋内プール。
江がキラキラしていますが、ウチも負けてないと嬉しげ。
凜がやってくるが、毒舌吐いただけでいってしまった。
ジャージ姿の怜を見咎めて、鮫柄の部長が早く水着になれというが、「彼、水着わすれちゃったんです」と渚がフォローするも、ウチの予備の水着を貸してやるから、さっさと着替えて来いと、怜は連れて行かれる。
泳がないって約束だったじゃないですか…! 怒る怜を宥める渚だった。
凜も泳ぐ様子を二階から見ていた。「やっぱり気になるんだ」と江。
なかなかスタートラインに着かない怜は、周りに急かされて覚悟を決める。
いざ、スタート台を踏み切って水面にダイブした怜だったが、半ば、身体はバランスを崩し、落ちるような格好に。「ええ〜〜?!」スタート失敗を二画面で表現されてしまう怜。スタッフの悪戯でしょうか。
みんな、口ぽか〜ん。
一方、怜は浮いてこない。
遥が飛び込んで救助に向かう。渚も続いて、怜を救助成功。
怜は泳げなかったのである……
それなら最初に言ってくればよかったのに、と渚。そりゃそうだ。
「いえるわけないでしょう、カナヅチだなんて。僕の美意識に反する」
落ち込む怜は真琴にも宥められるのだった。
次は遥の泳ぐ番。その飛び込みの美しさに見とれる怜。
理論じゃない、計算でもない。力強い何か。僕にはない何か。僕も、僕もあんな風に……!

棒高跳び、怜はいつもと違ってすっきりとした顔をしていた。
理論じゃない計算じゃない、もっと自由に…!
そして、跳んだ怜は空中で大の字に。自由にってそういう意味?
落ちて、四人の元にやって来る怜。
「僕も七瀬先輩みたいになりたい。あんな風に自由に」
「自由じゃない、フリー」
「フリー…とにかく正式に水泳部に入れて下さい!」
頭を下げる怜だった。
「泳ぎたい奴は泳げばいい」
「じゃあ、決まりだね」
「でも、一番最初に僕を誘ったのは君なんですから、ちゃんと責任とってくださいよ。渚…君」

遥の泳ぎっぷりに魅了されてしまった怜。
そんなにキレイに泳いでるんだ、遥って。
私も小学生の間水泳習ってたんですが、フォームがキレイな人ってタイムも速いんですよね。
私もフォームがキレイだと言われたクチですが、大成はしませんでした。ほんとお遊戯程度だった。


posted by 松風久遠 at 18:03| Comment(0) | TrackBack(4) | Free! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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